SSブログ

映画13「脳男」 [映画]

まるで現実逃避するかのように、最近恐ろしい程のペースで映画を見ている(笑)

そんな中、映画「脳男」を観る。

第46回江戸川乱歩賞に輝いた首藤瓜於による同名小説を、生田斗真主演で映画化したサスペンス・アクション。生まれつき並外れた記憶力、知能、肉体を持ちながら、人間としての感情を持たない謎の男性“脳男”と、彼の精神鑑定を依頼された女医、彼を追う刑事の物語が描かれる。監督は『はやぶさ 遥かなる帰還』の瀧本智行。

 都内近郊で無差別連続爆破事件が頻発し、路線バスが爆破される。乗客が全員死亡したその犯行に使われたのは、舌を切り取られた女性の全身に爆薬を巻きつける“人間爆弾”。動機不明の異常な事件を担当する刑事の中に、粗暴だが人一倍正義感の強い茶屋(江口洋介)がいた。犯人のアジトを突き止めた彼が現場に踏み込むと、別の男と格闘していた犯人がアジトを爆破して逃走する。茶屋が確保したその男(生田斗真)は、“鈴木一郎”と名乗った以外、一切身元不明。爆破の共犯者と見なされ、精神鑑定を受けるが、担当医師の鷲谷真梨子(松雪泰子)は彼の態度に違和感を覚える。平均的過ぎる受け答え、正確過ぎる生活行動。その様子を観察した真梨子は、一郎の過去を調べ始める。本名は入陶大威(=いりすたけきみ)。幼い頃に轢き逃げ事故で両親を亡くした彼は、大富豪の祖父・入陶倫行(=いりすのりゆき)に引き取られる。ところが、倫行は息子夫婦を失った怒りから、並外れた知能を持つ一郎を、人間らしい感情を持たず、正義のために犯罪者を抹殺する殺人ロボットに鍛え上げたのだ。そんな彼は周囲から“脳男”と呼ばれるようになっていた。だが真梨子は、どんな人間でも必ず人間性を取り戻せると信じていた。一方、茶屋も“一郎は犯人を殺そうとしたのではないか”という仮説に辿り着く。そんな中、一郎を移送していた護送車が、緑川紀子(二階堂ふみ)と水沢ゆりあ(太田莉菜)の2人組に襲われる。一郎を出せと要求する彼女たちこそ連続爆破犯だった。争いの中でゆりあが一郎に撃たれ、仕掛けられた爆弾によって護送車が爆発。混乱に乗じて緑川と一郎が逃走する。1週間後、姿を現した緑川が、真梨子を人質に取って病院に立て籠もる。病院中に仕掛けられた爆弾に翻弄される警察。そこへ、緑川を抹殺するため一郎が姿を現す。様々な想いが錯綜する中、一郎と緑川の死闘が幕を開ける……。

 R-12指定だったとは知らなかったがR-15ぐらいは・・・なんて思ったほどエグかった。ジャニーズ主演で若いお客がいっぱいいた(汗)オープニングちょっとして映像のエグさに退出していく人もいた。(まぁ若い子なら仕方ないかも)でもストーリーと演出、出演者・・・色々バランスが取れていて、これは映画じゃないとという作品で面白かった!

 なんと言っても斗真くん!まばたきしない演技と見事な肉体美!それでさらに美しい顔立ちにキャラの深み&怖さがました。松雪さんも複雑な心境の役どころ上手く魅せ斗真くんと対照的で熱い無骨な刑事を江口君が魅せて、また相棒の後輩もいいキャラで新しい新人出てきた感じもしました。そして二階堂ふみちゃん&染谷将太くんの若手賞取ったコンビも唯者ではなく個性的かつ、役どころを見事に演じていました。
 ストーリー的にエグさもあるが、ラスト近くでは脳男が可愛そうな感じで、切なくも感じ、切ないモンスターかと思えば少しずつ成長し個々確立としての片りんをちゃんと魅せてくれた面白さがあり見事だった。
 ホントに美しく悲しい殺人者!斗真くんにメロメロの映画でした(笑)

130303+脳男.jpg
nice!(1)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。