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映画47 「近キョリ恋愛」 [映画]

映画「近キョリ恋愛」

ツンデレ教師と女子高生の恋を描いた、みきもと凜の同名コミックを山下智久主演で映画化したラブストーリー。天才だが英語だけが苦手な女子高生のゆにと、毒舌な英語教師ハルカが禁断の恋に落ちていくさまがつづられる。ゆにを演じるのは『渇き。』でも主演を務める小松菜奈。『君に届け』の熊澤尚人が監督を務める。
=STORY=
どんなときも表情を崩さない超クールな天才女子高生・枢木ゆに(小松菜奈)の成績は常に学年No.1だが、唯一英語だけが苦手だった。ある日、ゆには、赴任してきたばかりの史上最強の男前ツンデレ英語教師・櫻井ハルカ(山下智久)に放課後二人っきりの特別補習授業を言い渡されてしまう。感情表現が苦手なゆには、自信満々でツンデレのハルカが大嫌いだったが、常に気持ちを抑えて強がっている自分をあっさり見抜かれ、ゆには心を乱されていく。数学教師でゆにの保護者がわりの明智数馬(新井浩文)は、ゆにが情緒不安定になっていることに気付き、ハルカとの補習を強制的に終了させる。補習がなくなり嬉しいはずなのに、なぜか寂しさを覚えるゆに。そんな気持ちを抱えながら胸がゆらゆらすると言うゆにに親友の名波菊子(山本美月)は、それは“恋”だと教える。初めての感情に戸惑うゆには“恋”について一生懸命勉強し、恋愛指南書に背中を押され告白することを決意。ハルカの授業が始まる直前、教壇の下にもぐりこみ、思いを記したノートを開いて見せる。そんなゆにの健気な表情とひたむきさに心惹かれ、ハルカは衝動的にキスをする。その様子を、ハルカの元カノでゆにの新担任・瀧沢美麗(水川あさみ)が見ていた……。許されない恋だとわかっていながら、強く惹かれ合うハルカとゆに。一方、二人を引き離そうとする数馬や美麗、そしてゆにに想いをよせる元ヤンキーでパティシエ志望の的場竜(小瀧望)。彼らの存在が、二人のキョリをますます不安定にしていく中、ゆにに留学の話が持ち上がる。ハルカはゆにの将来を考え「お前のことは好きじゃない」と嘘をついて突き放し、傷ついたゆには、何も知らずに遠い外国へと旅立っていく。遠く離れてしまったハルカとゆに二人の“運命の恋”の行方は……。

 深夜にハルカと美麗の学生時代のドラマを見ていて、映画の番宣も見たのでどう映画が上映されているか見たくなって観に行った。
 少女漫画原作との事で、若い女性向きの“胸キュン”要素がいっぱい入っていた。お客さんも若い女性が多く、山Pのちょっとしたしぐさやシーンで、ため息のような息を飲む感じが伝わって来た。客観的にやっぱりカッコ良く様になる山P!そして今現在と以前に英語にまつわる番組を見ていて山Pがアメリカのルート66を旅する番組などで英語が堪能なのも改めて魅力の1つとなっていた!小松菜奈ちゃんも不器用な女の子を可愛く演じていて親友役の最近ドラマに出まくっている山本美月も良かった。
 教師と生徒の禁断の愛という魅惑的なストーリーではあるものの、純粋な思いが詰まっている乙女映画でした。
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映画45「ふしぎな岬の物語」 [映画]

映画「ふしぎな岬の物語」を観る。

 吉永小百合が自ら企画&主演を務め、『津軽百年食堂』の森沢明夫の小説を映画化したヒューマンドラマ。岬の先にあるカフェの女主人と、そこに集う人々が織り成すドラマがつづられる。女主人のおいを阿部寛、店の常連客を笑福亭鶴瓶が演じるなど、個性あふれる顔ぶれが物語を彩る。監督は『八日目の蝉』の成島出。

=STORY=
 海の向こうに富士山を望むのどかな里。花畑や学校、病院、教会が点在する中、岬の突端に里の住人たちが集う“岬カフェ”がある。漁師や農家、医師、牧師、警官……皆のお目当ては、店主の柏木悦子(吉永小百合)がいれる一杯のコーヒー。それを飲むと、皆の心は軽く元気になるのだった。そんな悦子のコーヒーは、何でも屋を営む甥の浩司(阿部寛)と共に毎朝汲んでくる小島の岩清水で作っている。45歳の浩司は、思い込みが激しくたびたび問題を起こすこともあるが、カフェの隣の掘っ立て小屋に住み、悦子を献身的に見守ってきた。ある日、“岬カフェ”の常連客で漁師の徳さんの娘・竜崎みどり(竹内結子)が数年ぶりに里に帰ってくる。だがずっと音信不通だった彼女は何かに傷ついているような様子。一方、30年来の常連客、不動産屋のタニさん(笑福亭鶴瓶)は悦子と浩司のいちばんの理解者だったが、ある事情でこの地を離れることが決まっていた……。

 舞台稽古の合間をぬって以前に舞台挨拶を観に行った。その際に来場したのは監督と吉永さゆりさん、竹内結子ちゃん。お客は年配の方が多くサユリストと呼ばれる方々なのかな。舞台挨拶をされるさゆりさんは、TVで見るような、まんまのしゃべり方で上品で「あっ生のさゆりさんだ・・」と感心してしまった。そして竹内結子ちゃん!やっぱり可愛い!そしてしっかりしてる!挨拶ではユニークさも交えた出演者の話しもしてくれたし、場の空気を読める頭のいい人だとつくづく素敵で魅了された。

 映画は阿部ちゃんが中心で進んで行くような存在感で、ちょっと意外なキャラクターだった。鶴瓶さんや笹野さんももちろんいいが、井浦新くんのエピソードも良かった!それをすべて受け止める大きな愛情・温かさ、そして心の内も垣間見れる店主をさゆりさんが控えめだけど、どっしりとした存在感がさすがでした。出演者が豪華でそれぞれが良かったし、みんなこの映画を楽しんでいた感じでした。
 
 こんなカフェがあったら訪れて見たいと思うほっこりとした映画でした。
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映画42「るろうに剣心 伝説の最期編」 [映画]

映画「るろうに剣心 伝説の最期編」

 週刊少年ジャンプに連載され、後にテレビアニメにもなった和月伸宏の同名コミックを佐藤健主演で実写映画化し、大ヒットを記録したアクション作の続編となる2部作の後編。原作ファンの間でも人気の高い「京都編」を基に、日本制圧を目論む新たな敵に、かつて“人斬り抜刀斎”と呼ばれ恐れられた男、緋村剣心が立ち向かう。

=STORY=
かつて“人斬り抜刀斎”と恐れられ“最強”の伝説を残した男・緋村剣心(佐藤健)は、新時代を迎え、神谷薫(武井咲)ら大切な仲間たちと穏やかな日々を送っていた。そんなある日、剣心は新政府から、剣心の後継者として“影の人斬り役”を務めた志々雄真実(藤原竜也)を討つよう依頼される。志々雄は新政府に裏切られ焼き殺されたはずだったが、奇跡的に復活、京都で戦闘集団を作り上げ日本征服を狙っていた。剣心は必死で止める薫に別れを告げ、京都へと向かう。かつては剣の腕も頭脳も剣心と互角だったが、今や誰もが恐れる魂の凶悪さを持つ志々雄とついに宿命の対面を果たす剣心。だが、志々雄は部下の瀬田宗次郎(神木隆之介)に相手を命じ、その最速の技は剣心の逆刃刀を真っ二つにしてしまう。さらに剣心は、元御庭番衆の四乃森蒼紫(伊勢谷友介)が自分を狙っていることを知る。彼は、剣心に勝って己こそが最強だと証明しようとしていた。逆刃刀を失くし、最大の危機に立つ剣心のもとへ、薫と仲間たちが駆けつける。一方、志々雄は京都大火を企てるが、その炎の影には恐るべき陰謀が隠されていた……。

 前後編と超大作後編も展開がどうなるのか楽しく見る事が出来た。前編最後に出てきたあのお方!福山君(やっぱり龍馬伝を思い出しちゃう!でもカッコいい)が師匠だったとは!剣心の幼少時を少し知る事もできまた、志々雄真実や宗次郎の過去なども触れていたのが良かった。田中珉さん演じる翁と四乃森蒼紫の伊勢谷友介君の戦いのその後の展開も!青木君演じる左之介を交えての強大な敵、志々雄との四つ巴の様な対決も迫力があった。最後は・・・まぁ志々雄のお陰だよ(笑)でも、ホントに戦いのシーンは凄かった。男ばかりでなく女たちもそれぞれ非力ながらのストーリーがありそれも良かった。
 ちょっと前半はゆったり心情を中心とした“静”で後半は戦い中心の“動”という感じの超大作アクション映画でした。
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映画41「ルパン三世」 [映画]

映画「ルパン三世」を少し前に観る。

 モンキー・パンチ原作の人気アニメを小栗旬、黒木メイサ、綾野剛ら注目俳優の共演で実写映画化。超巨大要塞型金庫“ナヴァロンの箱舟”に収蔵された宝物、クリムゾンハート・オブ・クレオパトラに狙いをつけた世紀の大泥棒、ルパン三世とその仲間たちと銭形警部との攻防が繰り広げられる。監督は『あずみ』の北村龍平。

=STORY=
 世界最強の鉄壁セキュリティに覆われた超巨大要塞型金庫“ナヴァロンの箱舟”。そこには、「その所有者は世界を統べる」といわれる運命の宝物“クリムゾンハート・オブ・クレオパトラ”が収蔵されていた。神出鬼没で大胆不敵、世界で最も有名な大泥棒、ルパン三世(小栗旬)は、仲間の次元大介(玉山鉄二)、石川五ェ門(綾野剛)ととともにその秘宝強奪を計画。だが、そんな彼らをICPOの銭形幸一警部(浅野忠信)が執拗に追っていた……。

 スケールの大きさがハンパない!それにハイテク(笑) 次から次へと目の離せない展開で面白い。それにやっぱりそれぞれのキャラがちゃんとしてる。
小栗ルパンはちゃんとカッコいいけどルパンらしさもあり、不二子はやっぱり黒木メイサ似合う!玉鉄の次元もシブイし、綾野くん五右衛門も硬派だけどユーモアがある。銭形のとっさんに関しても浅野君がいい感じの雰囲気と粋さがあった。
アジアの俳優たちも(良く知らないけど・・・)それぞれにカッコ良くアジア各国の協力を得てのアジア映画となっていた。そして意外なサプライズ!結婚後私は初めて同じ作品に出演する彼女を見たよ!それも1シーンだけど粋だね!それも楽しませてくれた。
ネタばれになるけど、屋上での大仕事を前にした最後の晩餐ではないけど、みんなでのお食事はカッコいいしお洒落だった。キャット対決の女の戦いも見応えあったし、ルパンと不二子の駆け引きのようなダンス的せめぎ合いも素敵だった。
 全てにおいてスケールの大きいお洒落なアジア映画で極上のエンターティメント映画でした。
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映画40「るろうに剣心 京都大火編」 [映画]

映画「るろうに剣心 京都大火編」を観る。

 週刊少年ジャンプに連載され、後にテレビアニメにもなった和月伸宏の同名コミックを佐藤健主演で実写映画化し、大ヒットを記録したアクション作の続編となる2部作の前編。原作ファンの間でも人気の高い「京都編」を基に、日本制圧を目論む新たな敵に、かつて“人斬り抜刀斎”と呼ばれ恐れられた男、緋村剣心が立ち向かう。
 =STORY=
 かつて“人斬り抜刀斎”と恐れられ“最強”の伝説を残した男・緋村剣心(佐藤健)は、新時代を迎え、神谷薫(武井咲)ら大切な仲間たちと穏やかな日々を送っていた。そんなある日、剣心は新政府から、剣心の後継者として“影の人斬り役”を務めた志々雄真実(藤原竜也)を討つよう依頼される。志々雄は新政府に裏切られ焼き殺されたはずだったが、奇跡的に復活、京都で戦闘集団を作り上げ日本征服を狙っていた。剣心は必死で止める薫に別れを告げ、京都へと向かう。かつては剣の腕も頭脳も剣心と互角だったが、今や誰もが恐れる魂の凶悪さを持つ志々雄とついに宿命の対面を果たす剣心。だが、志々雄は部下の瀬田宗次郎(神木隆之介)に相手を命じ、その最速の技は剣心の逆刃刀を真っ二つにしてしまう。さらに剣心は、元御庭番衆の四乃森蒼紫(伊勢谷友介)が自分を狙っていることを知る。彼は、剣心に勝って己こそが最強だと証明しようとしていた。逆刃刀を失くし、最大の危機に立つ剣心のもとへ、薫と仲間たちが駆けつける。一方、志々雄は京都大火を企てるが、その炎の影には恐るべき陰謀が隠されていた……。

 くまもんのストラップにつられて、前売券を購入!前作からの期待度高い状態で観た。それでも、前作を越える迫力とスケールの大きさにびっくり!前篇後篇の大作、製作費もすごいと言う。それにCGなしの殺陣捌き、健くんはじめ本当にみんなカッコいい。
 今回、藤原竜也くん、神木隆之介くん、伊勢谷友介くんが存在感を放つなか、最近良くTVで見かける田中泯さんも渋くてカッコイイ。そして少し前から注目していて土屋太鳳ちゃんも朝ドラで大ブレイク!そして朝ドラ主演にもと大躍進!見るたびにちょっとイメージが違ってたりするけど、一途に思いを寄せる勝気な少女を演じてる。メインメンバーも変わりなく良いが、剣心のちょっとした過去がわかる逆刃刀のくだりも良かった。そして‘あの方’もどう絡んでくるのか!そこも楽しみ。今作品でも剣心の優しさが見える映画でした。次回が最後になってしまうが楽しみにしたいと思う。
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映画39「思い出のマーニー」 [映画]

映画「思い出のマーニー」を観る。

 イギリス人作家、ジョーン・G・ロビンソンによる児童文学を、スタジオジブリが舞台を北海道に移してアニメ映画化したファンタジー。海辺の村に住む夫婦に預けられた少女・杏奈と、不思議な雰囲気を持つ同い年の少女マーニーとの交流が描かれる。監督は『借りぐらしのアリエッティ』の米林宏昌。
 
=STORY=
 北海道。12歳の杏奈(声:高月彩良)は、一見ごく普通の中学生だが実は大きな苦しみを抱えながら生きていた。そんなある日、海辺の村にひと夏を過ごしにやって来た杏奈は、美しい湿地の対岸に古ぼけた洋館を見つける。その屋敷に既視感を覚えた杏奈が村人に尋ねると、そこはもう何10年も人が住んでいない“湿っ地屋敷”だという。好奇心からひとりでボートに乗って屋敷を目指す杏奈だったが、誰もいないはずの屋敷の窓に明かりが灯り、同時に屋敷の方から「ロープをこっちへ投げて」と声が聴こえてくる。声の方に向かって杏奈がロープを投げると、そこには金色の髪、青い瞳、白いネグリジェを纏った裸足の少女が立っていた。彼女の名はマーニー(声:有村架純)。杏奈とマーニーはすぐに仲良くなり、ふたりは“湿っ地屋敷”で過ごすことになるが、その後、杏奈の身には次々と不思議な出来事が起こり始める。時を超えた舞踏会、告白の森、崖の上のサイロの夜……。やがてふたりの少女のひと夏の思い出が結ばれるとき、杏奈は思いがけない“まるごとの愛”に包まれていく……。

 何となくの知識でしかない状態で観たので新鮮な気持ちで観れた。正直「大人なジブリ」の感じ。アリエッティはまだお子さんでも見やすいと思うが、今回は時点を解釈するのに頭を使うと思う。文学に長けた中学生以上が対象かも。でも後々色々な伏線が繋がっていく感じは嫌いじゃない。「風立ちぬ」と共に大人な感じの作品が続くのが大人になった立場としては嬉しいがお子さん達には辛いかも。今までのジブリの中ではとても現代的な感覚の主人公で、ちょっとひねくれていて正統派の主人公ではない新たな試みだと思う。でもそこからの成長モノはやっぱりジブリの感じがする作品でした。
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映画38「好きっていいなよ。」 [映画]

映画「好きっていいなよ。」

テレビアニメにもなった、葉月かなえの人気コミックを川口春奈&福士蒼汰主演で映画化したラブストーリー。友達も彼氏も作らずに生きてきた16歳の少女がさまざまな出会いを通して成長していく姿を描く。人気グループ、ワン・ダイレクションによる主題歌がほろ苦い青春ストーリーを盛り上げる。

=STORY=
16年間ずっと彼氏も友達もいなかった橘めい(川口春奈)は、ある日、学内随一の人気者・黒沢大和(福士蒼汰)に怪我を負わせてしまう。大和はめいの反応を気に入って友達宣言をし、彼女のピンチを救うためにキスをする。大和と一緒に過ごすうちに、めいは喜びや嫉妬、悩みなどを味わい、たくさんの初めての経験をしていく……。

いや~もう、こっちが恥ずかしくなるくらいの可愛らしい映画。春奈ちゃんもしっかりしていて、そして可愛い。福士くんはもう、本当にカッコいい!!(笑) 人との付き合い方が苦手なめいと大和の二人の距離感が縮まっていく感じ、それによって不安になったり苦しくなったり、誤解を招いたり、ホント観ていて初々しくて可愛い。出演者は若手が多くモデル出身の子はそれほど知らないが大和(福士蒼汰)の昔の同級生役の市川知宏くんもいいライバルキャラだったり、男まさりの愛子役、足立梨花ちゃんが「あまちゃん」のアイドルの子だったり、そんな彼女に思いを寄せる雅司役の山本涼介くんが韓流スターみたいでカッコ良かったり。次世代を担う若者たちが頑張る、恋と友情のTHE青春!!という映画でした。
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映画37「オール・ユー・ニード・イズ・キル」 [映画]

映画「オール・ユー・ニード・イズ・キル」

桜坂洋のライトノベルをトム・クルーズ主演で映画化したSFアクション。近未来の地球を舞台に、謎の侵略者との戦闘に挑んでは戦死するという不条理な世界に囚われ、同じ出来事を永遠に繰り返す男が同じ境遇にいる女性兵士と出会い、現状を打破しようと奮闘する姿が描かれる。監督を務めるのは『ボーン・アイデンティティー』のダグ・リーマン。

=STORY=
近未来。地球は謎の侵略者からの攻撃を受け、そのあまりの戦闘力の高さに人類はなすすべもなかった。ウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は決死の任務にあたるが、敵にダメージを負わせることなく戦死。しかし気付くと時は出撃前に戻っていた。少佐はタイムループに巻き込まれていた。幾度となく出撃と戦闘、死を繰り返すうちに、特殊部隊の軍人リタ・ヴラタスキ(エミリー・ブラント)が彼と同様にタイムループに巻き込まれていることを知る。戦いを繰り返しながら少佐は戦闘技術を磨いていき、二人はこのタイムループから抜け出す糸口を探る……。

日本の小説が原作でハリウッド映画になったと言うのも興味深く、またタイムスリップものが好きなのもあって、洋画でも見て観たいと思った作品。吹替えで観たのだが、タイムループの描き方が良く、観ていても分かりやすかった。でもその分、繰り返しの撮影は役者としては大変そう!どのシーンをやっているのかわからなくなりそう(笑)そして、本当に重いと言う戦闘スーツでの戦争シーンお見事でした。
多少のラブストーリー(エンディング・・・その先が気になる!)とストーリー展開が面白く、またトムクルーズの年をとっても変わらずのカッコ良さ!気弱いお調子者のキャラから逞しくなっていく成長振りもいい。そして日本作品が世界へと!魅力たくさんの面白い映画でした。
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映画33「渇き。」 [映画]

映画「渇き。」を以前に観る。

 第3回「このミステリーがすごい!」大賞に輝いた深町秋生の小説を、『告白』の中島哲也監督が映画化した人間ドラマ。ある日突然、失踪した娘の行方を捜す父親の姿を通し、関係が希薄になった現代の家族像を浮き彫りにする。役所広司が娘の行方を追う父親を、その娘をCMなどで注目の若手女優・小松菜奈が演じる。

=STORY=
 元刑事の藤島昭和(役所広司)のもとに、ある日別れた妻から、娘の加奈子(小松菜奈)の行方がわからなくなったと連絡が入る。家族を失った原因について顧みずに、理想の家族像を手に入れようと思い描き、なりふり構わず娘の行方を追う藤島。娘の交友関係を洗ううちに、成績優秀で学校の人気者だったはずの加奈子のとんでもない側面が露わになっていく……。

 面白い!こちらもエグさはあったものの「私の男」とは対照的な見せつけられる表現のエグさがあった。でもそれがストーリー展開していく中ドキッとさせられ目が離せない。全体のいいアクセントにもなっている。ストーリーも失踪した娘を探す事になった父親役を演じる役所広司さん、やさぐれたハチャメチャな父親で、事件を追っていくうちに自分の知っている娘像と違い翻弄されて行く。本当に役所さんもキャラの幅が広く上手い。周りを固める若手からベテランまで色んな人が出ていて、妻夫木くん演じるクセのある刑事役も中谷美紀ちゃん演じる先生も陰のあるオダギリジョーくん、そして新人小松菜奈ちゃんもインパクトのある加奈子を演じていて良かった。「地獄でなぜ悪い」を彷彿させるような面白い映画でした。
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映画32「私の男」 [映画]

映画「私の男」を以前に見る。

第138回直木賞に輝いた、桜庭一樹の同名小説を浅野忠信&二階堂ふみ主演で映画化した禁断の愛の物語。地震による津波で両親を失い、10歳で孤児となった少女と、彼女を引き取る事になった遠縁の男。孤独だった2人が寄り添うように暮らすうちに不思議な感情で結ばれていく様が描かれる。監督は『夏の終り』の熊切和嘉。

=STORY=
 地震で家族を失った少女・花は、遠縁にあたる淳悟に引き取られることになる。愛に飢えた二人は、やがて濃密な秘密を持つようになり、逃げるように北の海を出て行くが……。
 
 賞を取った事もあり、観に行くと、劇場には男女問わず多くのお客さんが来ていた。
北海道の街を舞台に大自然の美しい映像で淡々と日常が描かれている中、ドキっとするほどエグさも表現されなんとも表現し難い映画。綾野剛君主演の「そこのみて光輝く」の様に日常を描いている感じは似ているが、あちらはリアルな現実を見せ付けられた感じだが、こちらは心理描写が際立っていた気がする。
原作を読んでいないので、素直に「そういう表現が・・・」と素直に受け入れた。原作を読んでいる知人は映画をまだ見てないが、映像化が難しい作品をどう映画にしたか、また1人称で語られているからそれがどうなったのか興味があると言っていた。見る人で色々意見がわかれるかもしれないが、やっぱり二階堂ふみちゃんは上手い!浅野さんとのコンビぶりも良かった。流氷の映像がキレイな分、恐怖も感じる映画でした。
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