SSブログ

舞台61 野田MAP「MIWA」 [観劇]

 野田MAP「MIWA」を以前に観に行く。

何が起こる?何かが起こる!?“NODA meets MIWA!!”
劇作家として、常に挑み続けてきた野田秀樹が、今秋、新たに自らに課した大いなる
挑戦とは、“今、まさにこの世を生きる実在の人物をモチーフに新作を描くこと。”
NODA・MAP第18回公演は『MIWA』。そのまさかの“美輪明宏”。
野田秀樹が仕掛ける、あまりに不敵で大胆な演劇の遊戯に、最高の役者陣が集結。

 大阪公演千秋楽を観る事が出来た。
131201野田MAP+MIWA千秋楽.jpg
今回の舞台も見た目簡素だが、さすが野田マジック!回転したり方向変えたりで、色んな風景が見えてくる。そして野田さん得意の紙や布を使った演出や早替えなど面白い演出ばかり!それに衣装もいつもよりは奇抜ではなかったがイメージや雰囲気に合っていて良かった。何よりストーリーの解釈!「美輪明宏」というとてつもない存在を題材にどう挑むのか!期待してしまってもそれを裏切らない舞台で、どの野田作品よりも分かりやすかった(笑)
131201『MIWA』.jpg
 舞台を観る前にBSで放送されていた美輪さんに主演の宮沢りえちゃんがインタビューするTVを見ていたので美輪さんの生い立ちなども紹介されていたので、より一層舞台を楽しむ事が出来た。

キャストみんなが個性的で魅力がある中、宮沢りえちゃんと古田新太さんの使い方がお見事!なるほどの設定で「MIWA」って感じだった。
やっぱり野田秀樹さんはどこまでも元気ですごい人だと思わせてくれる舞台でした!!
131201+MIWA.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

舞台51「真田十勇士」 [観劇]

舞台「真田十勇士」を観た。

 関ヶ原の合戦に始まり、幾度となく徳川家康を窮地に追い込みながらも、大阪夏の陣で討ち死にした豊臣方の武将・真田幸村。負けると分かっていても歯をくいしばり戦いへと突き進んでいくその姿は、いつの時代も共感を呼び、現代に至るまで多くの人を魅了しています。勇猛果敢でありながらも柔和で辛抱強く、物静かな人物であったと言われる武将“真田幸村”と、幸村の人柄に惹かれ仕えた家臣・十勇士たち。そして、時代を読み新しい世の中を作ることを志し、幸村の最大の敵であり一番の理解者であった徳川家康。「真田十勇士」と言えば、猿飛佐助や霧隠才蔵を中心とした物語が連想されがちですが、この度の舞台化では「真田幸村」と「徳川家康」の知力を尽くした長き戦いを中心に、十人の勇士の生き様を骨太な人間ドラマとして描きます。

 主演の真田幸村を演じるのはシリアスからコミカルまで硬軟演じ分け、数多くの作品に出演している上川隆也。忠義に厚く、それでいて人情溢れる幸村そのものの雰囲気を持つ上川が、どのように演じ、十勇士たちを従えていくのか期待が高まります。

 そして、幸村の最大の敵であり理解者でもあったという徳川家康を、映画、ドラマ、舞台と時代劇作品を語る上で欠かすことのできない名優・里見浩太朗が演じます。
さらに、十勇士には猿飛佐助に柳下 大、霧隠才蔵に葛山信吾、由利鎌之助に松田賢二、真田大助に渡部 秀、本作の為に書き下ろされたオリジナルキャラクター・ハナこと花風に倉科カナ、家康の腹心・服部半蔵に山口馬木也、豊臣秀頼に相馬圭祐、秀頼の母であり幸村と十勇士たちの運命を握る・淀の方には賀来千香子と個性豊かな演技派俳優が結集。これまで小説・ドラマ・映画・舞台と様々な形で世に送られてきた「真田十勇士」の決定版が、この豪華俳優陣によって誕生いたします。
 中島みゆきへ本作の楽曲提供を依頼。常に歯を食いしばって前に突き進むような力強い作品世界を持つ中島みゆきの楽曲は、「真田十勇士」と非常に近い世界観を持つことから本人が快諾。中島みゆきにとってはこれが時代劇舞台へ初の楽曲提供となります(最新アルバム『常夜灯』収録曲)。“悠然と月はそこにいる そこにいて月は輝く”というまるで幸村が十勇士を従えている様子を物語っているような歌詞は、作品の輪郭を表しているのかもしれません。

=STORY=
時は、徳川と大坂(豊臣)の合戦が間近に迫った慶長19年。

 駿府に近い森では、はぐれ忍びの猿飛佐助(柳下 大)と由利鎌之助(松田賢二)が、徳川家康(里見浩太朗)の首を取ろうと待ち構えていた。すると霧隠才蔵(葛山信吾)、根津甚八(粟根まこと)、穴山小介(玉置玲央)、筧十蔵(三津谷亮)、三好清海(小林正寛)、三好伊佐(佐藤銀平)、さらに彼らの首領・真田幸村(上川隆也)が現れ、森に潜んでいた徳川方の伊賀忍者を次々に打ち倒す。
そこへ服部半蔵(山口馬木也)を伴って現れたのは家康。じつは家康は、かねてから幸村を味方につけようと画策しており、幸村はそのために家康に会いに来たのだった……。
一方、大坂城では、豊臣秀頼(相馬圭祐)と淀の方(賀来千香子)が、大野修理亮治長(小須田康人)・治房(俊藤光利)兄弟とともに、幸村の到着を待ちわびていた。やがて望月六郎(植本潤)を伴った幸村の息子・真田大助(渡部秀)が参上。続いて幸村が現れると一同は安堵するが、まだ実績のない幸村が提案した出陣案は、却下されてしまう。
その頃、大勢の人で賑わう大坂城下では、幸村を追って大坂へ来た佐助と鎌之助が、飯処で働く若い娘ハナ(倉科カナ)をめぐって、青海と伊佐と小競り合いを起こしていた。そこへやって来た幸村に、鎌之助と佐助は家来にしてくれと頼み込む。こうして、幸村のもとに揃った真田十勇士。しかし、佐助が事件を起こし……。
<記事抜粋>

 今回ちょっとしたチケットの手配違いが家族間であった。先行予約で申し込んでお金も渡してあったにも関わらず、勘違いして支払い忘れていた為、キャンセル扱いとなり、別途購入して2階から観る事になった。それでも全体的に見渡す事が出来て悪くなかった。
舞台は少し角度があり、魅せる殺陣も多く、それぞれのキャラが引き立って良かった。上川さん演じる幸村も若者の威勢の良さから仲間を思う棟梁のような貫録と懐の深さを見せてくれる成長振りも見えて素敵だった。脇を固める葛山信吾くん、山口馬木也くん松田賢二くんなどみんな渋くてカッコ良かった。そして柳下大くんと倉科カナちゃんは若さあふれる元気さ、役柄でも一生懸命な感じで良かった。里見さん・賀来さんの大御所二人ももちろん良く特にアーテンコールでの二人手を取り合う姿が印象的でした。また里見さんと上川さんの殺陣では、「さすが里見さん!時代劇の人!」って感じで頑張ってました(笑)

 最後の見せ場ではみんながそれぞれカッコ良くラストをかざり、舞台中央に大きな月が現れ、中島みゆきさんの曲が流れてさらに感動的だった。最初は主題歌って?と思っていたが納得した(笑)
 ラストが印象的で、また名古屋千秋楽だった為、カーテンコールに何度も応えてくれて最後には挨拶もしてくれた素敵ないい舞台でした。
130923+真田十勇士.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

舞台46キャラメルボックス2013サマーツアー・プレミアム [観劇]

キャラメルボックス2013サマーツアー・プレミアム
『ずっと二人で歩いてきた ~もうひとつの雨のものがたり~』

★雨の5年後を描いた、成井豊単独新作★
演劇集団キャラメルボックス『雨と夢のあとに』。そのスピンオフ作品にあたる『ずっと二人で歩いてきた~もうひとつの雨のものがたり~』。本作は柳美里原作の『雨と~』の主人公・雨の5年後が描かれており、成井豊の新作書き下ろしとなる。

=STORY=
大学入学のために上京し、アパートでひとり暮らしを始めた18歳の桜井雨。隣には栗原雅俊という大学院生が住んでおり、彼の部屋からは懐かしいウッドベースの音が聴こえてくる。ある日、アパートの前で倒れている雅俊を発見した雨。彼を部屋まで運び込んだ雨の前には、かつて死んだ父が弾いていたのと同じようなウッドベースが。雨は雅俊にウッドベースを弾いて欲しいと頼むが、彼はそれを頑なに拒み…。

『雨と~』が父と娘の物語だとすれば、『ずっと~』は兄・優作と弟・雅俊の物語。しかし親を失い、兄弟だけで生きていこうとしたふたりの間には恐らく、普通の家族以上の絆が存在したのだろう。非常に強い兄弟愛で結ばれてはいるものの、それは父が娘をすっぽりと包み込むような愛情ではない。兄が弟を、弟が兄を支えるという、非常に危ういバランスの上で成り立った愛情だ。だからこそ優作の死によってそのバランスが崩れた時、雅俊の心にはぽっかりと大きな穴が開いてしまったのである。

本作の雨の役割は、そんな雅俊の心の穴を埋めること。大切な人を亡くしたという共通点と、彼女自身の優しさ。そして雅俊に対するほのかな恋心が、雅俊に、さらには優作に対してもひと筋の光となっていく。ここで感じるのは、5年前の父の死を乗り越え、雨が大きく成長を遂げたということ。そしてその間、いかに多くの人に愛されて育ってきたかということ。もちろん本作だけでも十分に楽しめる作品であり、雨は非常に魅力的なキャラクターである。だが『雨と~』を観るとそういった発見があり、より面白い。
雨役に抜擢されたのは入団4年目の原田樹里。若手らしい真っすぐな演技が、雨というキャラクターにピタリ合う。雅俊を演じる多田直人は抜群の安定感を発揮。また筒井俊作、坂口理恵が笑いを誘う。そして優作を演じたのは、ゲストの加治将樹。一見粗野だが、実は繊細で弟思いの兄を好演した。(ぴあ記事抜粋)
130817+ずっと二人で.jpg

 この作品が見たくて、東京に出向いた。名古屋では公開されなかったから・・・でも大阪で公演決まってちょっとショックだったが、「東京の方がちゃんとあった寸法でのセットだ」と聞いたし、東京の友達にも会えたので楽しい旅となった。

 雨中心のストーリーかと思えば、そこに隣人の兄弟が絡んだストーリーが中心で、雨が経験した事などが伏線として盛り込まれて面白かった。キャラメルらしいファンタジーだし、「雨と夢~」の親子愛に対し、「ずっと~」は兄弟愛の物語だった。
雨演じる樹里ちゃんも似合っていたし、多田くんは相変わらず複雑な役を繊細に演じていた。幼馴染のほっくん演じる筒井くんは、明るい雰囲気がいいが体系の違いに、カーテンコール挨拶でおおいに受けていた。坂口さんは少ないメンバーのお母さん?!姉御的存在が判明した裏話もあり、役者も芝居も盛り上げてた。ゲスト出演の加治くんは、TVドラマで見かけたりして、名古屋地方制作のドラマにも出ていた。TVで見るキャラとは違い、今回はワイルドな弟思いの兄が似合っていてカッコ良かった。
「雨と夢~」を観てから「ずっと~」を観るという、時間経過に伴った作品順で見たかったので、より深く楽しく観る事が出来たし、やっぱりホロりとさせられたいい舞台でした。
130817+みき丸+二人.jpg
いつもの様に、みき丸君が居たり、ブタ展開催(サポーターズ・クラブの会報紙「ハテナ気象台」100号を記念した「ブタ展」)も楽しむ事が出来た。
130817_キャラメルギャラリー.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

舞台45キャラメルボックス『雨と夢のあとに』 [観劇]

キャラメルボックス2013サマーツアー・プレミアム
『雨と夢のあとに』を東京で観る。

原案:柳美里『雨と夢のあとに』(角川文庫刊)
脚本・演出:成井豊
柳美里さんが小説『雨と夢のあとに』を書いたのは2005年。
その年に、テレビ朝日系列でドラマ化されました。脚本を担当したのは、成井豊と真柴あずき。翌年の2006年にキャラメルボックスで舞台化。つまり、今回は7年ぶりの再演。
今回は主人公の「雨」役に、テレビや映画で活躍中の吉田里琴さんをお招きしました。里琴さんは1999年生まれの、本物の中学2年生。「雨」という役に、きっと新しい命を吹き込んでくれると思います。父と娘が過ごす、最後の夏。

=STORY=
幸せになる一番の方法は、誰かを深く愛すること。たとえ思いが通じなくても。

桜井雨は中学2年の女の子。幼い頃に母を亡くし、今はベーシストの父・朝晴と二人で暮らしている。朝晴は蝶の採集が趣味で、幻の蝶と呼ばれているコウトウキシタアゲハを捕まえるために、台湾へ行く。森の中でついに幻の蝶を発見!ところが、捕まえたと思った瞬間に穴に落ちてしまう。数日後、朝晴は無事に帰国。心配していた雨は、涙を流して喜んだ。が、朝晴の姿は雨にしか見えなかった。朝晴は自分の体を穴の底に置いてきた。魂だけが戻ってきたのだ。もう一度、雨に会いたくて……。

 以前、大阪でこの舞台を見た。もちろんTVドラマも見ていた。舞台なりの良さがあり、またその時出演の福田麻由子ちゃんも好きで、いい舞台だった。
今回は小学生ではなく中学2年生の役どころだったのもあり、よりリアルに心情が伝わってきた。今回出演の吉田里琴ちゃんもTVドラマを見て良く知っていたし、それぞれメンバーのキャラ個性がすっごく良かった。前回も出演していた楠見さんも変わらず素敵で面白さもあった。そしてやっぱり泣けた。父と娘の素晴らし絆の物語だった。

130817+雨と夢.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

舞台44「フットルース」 [観劇]

舞台「フットルース」

1984年にアメリカで公開された映画「フットルース」は、全米公開4日目で20億円の売り上げを超える大ヒット。その後1998年にブロードウェイでミュージカル版として舞台化され、100万人以上の動員を記録した。
楽曲は日本でも“ヒーロー”(TVドラマ・スクールウォーズ)、“パラダイス~愛のテーマAlmost Paradise ”(TVドラマ金曜日の妻たち)、ケニー・ロギンスが歌う“フットルース”など数々のヒット曲を出し、一大フットルース旋風を巻き起こした。これらのヒット曲は、今でもCMなどで誰もが耳にしたことのあるナンバー。
主演レン役には、ストリートダンス界のカリスマであるPaniCrewのメインボーカリスト、植木豪、国際歌唱コンクールで特別賞受賞を期に国内外から注目を浴びている若手ミュージカル俳優、小野田龍之介。ヒロイン・アリエル役は数多くのミュージカルで演技力と歌に定評のある、星野真衣。ラスティ役にAKB48で活躍後、女優へと転身を遂げた増田有華。TV、映画、舞台などで大活躍の川島なお美、伊藤咲子、そして川﨑麻世などお馴染みの豪華キャスト陣が出演。

=STORY=
 アメリカの大都会シカゴで生まれ育った高校生・レン。
彼は家庭の事情で、小さな田舎町ボーモントへ転校してきたが、古く堅苦しい町の暮らしに馴染めずにいた。
彼が理解出来なかったのは、【ダンスもロックも禁止】というこの町の条例。町の権力者であるムーア牧師を中心とした大人達によって、若者達の自由は厳しく抑圧されていた。ムーア牧師の娘・アリエルと仲間達は、そんな大人達のやり方に反発しながらも何も出来ない日々を送っていた。やがてレンは、アリエル達と共に、この町をひっくり返すような“ある計画”を立てるが・・・


 友達が舞台に出演するという事で観に行く。名古屋・大阪・福岡・東京などを巡る商業舞台!
名鉄ホールの扉の前にはキャスティング表に役付きで名前が載っている!!それも川島なお美ちゃんの上(笑)それを見て・・・というかキャスティング表に立派に名前が載っているのに感動してしまった。
そして舞台でも活き活きと演じて、踊って、歌って、素敵だった!!
130804+フットルース+キャスト.jpg

 作品の方は、若者たちを中心にストーリー展開していくが、ちょっとした演出なのか、メイン二人の思いが高ぶり唄って抱き合うシーンもなんかおしい。劇団四季ならめっちゃ「ああっ」って酔いしれる感じになるのに・・・。
川崎真世さん、川島なお美ちゃんは好きだし、問題なくいい感じの役どころと演技を見る事が出来た。

だが、カーテンコールの多さにちょっと引く。っというか最後の〆が締まらない感じで、観終わった感が感じられない状態で、メインテーマ曲が引き続き流れてて会場は明るくなり、席を離れていいいのか微妙な困惑だった。
 でもホントに友達のお陰で、今度共演する秋の舞台も「更に頑張ろう」と思うと共に、すごい方と一緒に立てるんだなぁと嬉しさを感じた。
130804+フットルース0001.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

舞台34「ナミヤ雑貨店の奇蹟」 [観劇]

キャラメルボックス2013スプリングツアー「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を神戸まで観に行く。

=STORY=
敦也と祥子と幸平は、同じ養護施設で育った仲間。ある夜、ある家にコソ泥に入り、逃亡の途中で廃屋になった雑貨店に逃げ込む。すると、表の方で微かな物音。シャッターの郵便口から、誰かが封筒を入れたのだ。中の便箋には悩み事の相談が書かれていた。この雑貨店は、店主が生きていた頃、近隣の住人の悩み事の相談に答えていたのだ。3人はほんの遊び心から、返事を書いて、牛乳箱に入れる。すると、またシャッターの郵便口から封筒が。そこには、3人の返事に対する、さらなる質問が書かれていた。しかも、差出人は、数十年前の時代の人間らしい・・・・。

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』は日本を代表するミステリ作家・東野圭吾さんが書いた、タイムトラベル・ファンタジー。ただし、トラベルするのは、人間じゃなくて、手紙。時を越えて交わされる手紙は、時にコミカルで、時に感動的。人が人に真っ直ぐに向き合う事によって生まれた、小さな奇蹟。
あの時の回答は、あなたの人生にとって、役に立ったでしょうか?

 色んな作品で楽しませてくれる東野圭吾さんの作品が、見事にキャラメルボックスと融合してキャラメル得意のタイムトラベル・ファンタジーの舞台となっていた。時空を超えて、また時間軸との伏線など、巧妙に練り込まれて観ていても飽きる事なく、どんどん惹き込まれて行った。メンバーには2役で出演したりしてますが、それぞれが素敵なキャラで、キャラの時間軸のピースが繋がったりしていくのが面白い。さすが東野圭吾さんという感じの心温まる作品でした。面白かった。
130616+ナミヤ雑貨店.jpg

今回のキャラメルマスコットキャラクターみき丸くん↓
130615+ミキマル+ナミヤ雑貨.jpg

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

舞台31「中日文楽」 [観劇]

「中日文楽」を観る。

文楽は、日本の伝統芸能である人形劇の人形浄、
瑠璃の代名詞で、男性によって演じられ、太夫、
三味線、人形遣いの三業(さんぎょう)で成り立つ三位一体の演芸。
 
昼の部公演は「二人三番叟」と「義経千本桜」。
  「二人三番叟」は、天下泰平、五穀豊穣を祈願す
る神事に由来する舞踊。激しい動きとユーモラス
な所作がみどころ。
 「義経千本桜」は、文楽の三大名作の一つ。「道
行初音旅」と「河連法眼館の段」からなり、源九
郎狐の数度にわたる早変わり、ラストシーンの宙
づりがみどころ。

 【夜の部】解説 文楽の魅力 伊達娘恋緋鹿子(だてむすめこいのひがのこ)  火の見櫓の段(ひのみやぐらのだん) 近松生誕360年 曽根崎心中(そねざきしんじゅう)  生玉社前の段(いくだましゃぜんのだん)  天満屋の段(てんまやのだん)  天神森の段(てんじんもりのだん)

 歌舞伎で「義経千本桜」の河連法眼館の段の舞台を観たので、文楽でも見て見たかったが夜の部を観に行く。

 初めての文楽で、最初に文楽の魅力の解説があったため、分かりやすく見る事が出来た。
舞台をみると上の方に、横文字で字幕が出た。火の見櫓の段(ひのみやぐらのだん)は、やはり見どころの櫓に登るとことかやっぱり良かった。そしてその演目も20分ぐらい。始まって30分も立たないうちに、休憩に入るのも衝撃的だった。また、人形使いのメインの方の草履が高くなっていて、フォローする他の方への配慮など初めて知ることが出来た。

そして曽根崎心中の3幕。途中のセット変えは暗転で行われた。以前から興味があった有名な話を見れて良かった。

 本当に人形の手先までの優雅な動きが印象的な初文楽でした。
130601+中日文楽.jpg
nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

舞台29「MICHAEL JACKSON THE IMMORTAL WORLD TOUR」 [観劇]

「MICHAEL JACKSON THE IMMORTAL WORLD TOUR」を観た。

 世界中の人々に愛される“キング・オブ・ポップ”マイケル・ジャクソンと、世界を代表するエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユ。
お互いのリスペクトから生まれたオリジナルショー、それが『マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー』。
130525+マイケルツアー.jpg

 このショーを最高のものとするため、ステージ・ディレクター、ミュージック・ディレクターなど、マイケルが心から信頼していたクリエイターが数多くシルクのもとに集結。
彼らの力を借りることで、マイケルの歌声や映像とアーティストたちのアクロバットやダンスを融合した、コンサートでもないサーカスでもない、全く新しいショーが誕生した。
130525+マイケル.jpg

 マイケルの半生を振り返りながら綴られるストーリーに散りばめられた「愛、平和、結束」のメッセージ。
そんなメッセージがマイケルの歌声とともに見る者の心に響き渡る。
マイケルの永遠に消えることのないスピリットが刻まれた至高のエンターテインメント『マイケル・ジャクソン ザ・イモータル ワールドツアー』、いよいよ日本上陸。

  見たいけど都合がつくか分からず迷っていたが、お誘いを頂き、DVDやCDで予習をし、楽しみにして出掛ける。今回は何とめちゃくちゃいいVIP席!!入口も別になっていて、更にレッドカーペットが!!
130525+VIP+GATE.jpg
超贅沢感を味わい入場するとおみやげの手提げを貰う。そこには今回の公演のオリジナルTEMPURの真っ赤なクッションが入っていた。
130525+マイケルお座布団.jpg

 会場の日本ガイシを入るといつもと南北逆にステージが作ってあって、入口側下手の舞台の前から2列目!キャストのステージへの軌道もパフォーマンスもしっかり見る事が出来た。
マイケルの曲に合わせて、その曲のイメージやPVに合わせた演出とパフォーマンスで、さすがシルクドソレイユという素晴らしい世界を見せてくれた。見事な肉体表現だから、途中休憩を挟んで1部2部構成で見せてくれた。

 すべてのパフォーマンスに魅了されて感じて思った事は、みんながマイケルを凄くリスペクトして愛してるのが伝わった。なんかほろっとしつつ、胸に熱いものも込み上がった。
愛に溢れた舞台でした。

 入口にはマイケル仕様の車。
130525+マイケル+車.jpg
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

舞台24「戦国BASARA3 宴」 [観劇]

 GWに中日劇場へ戦国BASARAの舞台を見る。

元はゲーム作品、以前も見させてもらったが、今回のメインゲームキャラ、松永久秀を松田賢二くんがカッコ良く演じていた。人気キャラ伊達政宗(久保田悠来)、真田幸村(細貝圭)の二人は夏のイベントで卒業となり残念だが、やはりこの二人が見事に盛り上げてくれる。TVドラマで見かける川村ゆきえちゃんは舞台でも可愛かった。
 ストーリーはあってないような(笑)本当にカッコいい殺陣をそれぞれ見せ場のように魅せてくれる。そして、斬られても切られても復活?する感じが本当にゲームの世界だった。いつも思うがここの座組みは何より舞台挨拶でアンサンブルの方々を称えるのがすごい。確かにアンサンブルの皆さんがいてこそ、カッコいい舞台が出来上がる。
 それぞれのキャラに合ったカッコいいパフォーマンスを見せてくれる舞台でした。
2013.4月東京行楽 053.JPG
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

舞台21 『今ひとたびの修羅』 [観劇]

舞台 『今ひとたびの修羅』 を少し前に東京まで観に行く。


舞台紹介

宮本研の戯曲を、いのうえひでのりによる演出で上演。
シス・カンパニー公演『今ひとたびの修羅』が、13年4月に上演される。

原作は、1933年から長きに渡り連載された尾崎士郎による新聞小説「人生劇場」。
連載中から、幾度となく映画化され、その時代を
代表する銀幕スターたちが出演した人気作だ。

昭和初頭の東京。任侠の世界を舞台に、それぞれの“修羅”を生き抜く
人びとの物語を、いのうえならではのエンターテインメント性と
スピード感ある演出でドラマチックに描く。
キャストには、08年の『人形の家』以来の共演となる
堤真一と宮沢りえをはじめ、岡本健一、小出恵介、小池栄子、村川絵梨、鈴木浩介、
浅野和之、風間杜夫と強力なメンバーが集結する。

「侠客道」を貫く男たちと、至極の愛に生きる女たちの物語……。

 堤 真一、宮沢りえの久々の共演で魅せる『人生劇場』の世界!
独自の美学に裏打ちされた“いのうえ流ダイナミズム”で観客を魅了し続けてきた
「劇団☆新感線」いのうえひでのりが、新たに挑む愛と情念の世界。

 三谷作品に期待をし過ぎ、ほどほどの思いで観劇に挑んだら、当日はWOWOWの舞台撮影日!カメラが何台も入っていた。
任侠道で生きる男のストーリーだけに分かりやすく、想いがストレート。その時代背景などでドラマがあるが、それぞれのキャスティングも良く、太刀回りもカッコ良かった。

 堤さんの男気が映え、宮沢りえちゃんの色気と情熱的な愛に生きる女性が素敵だった。また最近舞台で良く見る小池栄子ちゃんも本当に上手い。岡本健一くんも色気があり良かった。

 小屋がすり鉢状な客席で、後ろの扉から舞台に掛け込むという珍しい会場だったがそれも新鮮だった。新感線、いのうえさんらしい、ドラマティックな見せ方で本当に楽しめた舞台でした。WOWOWの放送日もまたいつか楽しみにしたい。
130417 今ひとたびの修羅.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:演劇

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。