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舞台45キャラメルボックス『雨と夢のあとに』 [観劇]

キャラメルボックス2013サマーツアー・プレミアム
『雨と夢のあとに』を東京で観る。

原案:柳美里『雨と夢のあとに』(角川文庫刊)
脚本・演出:成井豊
柳美里さんが小説『雨と夢のあとに』を書いたのは2005年。
その年に、テレビ朝日系列でドラマ化されました。脚本を担当したのは、成井豊と真柴あずき。翌年の2006年にキャラメルボックスで舞台化。つまり、今回は7年ぶりの再演。
今回は主人公の「雨」役に、テレビや映画で活躍中の吉田里琴さんをお招きしました。里琴さんは1999年生まれの、本物の中学2年生。「雨」という役に、きっと新しい命を吹き込んでくれると思います。父と娘が過ごす、最後の夏。

=STORY=
幸せになる一番の方法は、誰かを深く愛すること。たとえ思いが通じなくても。

桜井雨は中学2年の女の子。幼い頃に母を亡くし、今はベーシストの父・朝晴と二人で暮らしている。朝晴は蝶の採集が趣味で、幻の蝶と呼ばれているコウトウキシタアゲハを捕まえるために、台湾へ行く。森の中でついに幻の蝶を発見!ところが、捕まえたと思った瞬間に穴に落ちてしまう。数日後、朝晴は無事に帰国。心配していた雨は、涙を流して喜んだ。が、朝晴の姿は雨にしか見えなかった。朝晴は自分の体を穴の底に置いてきた。魂だけが戻ってきたのだ。もう一度、雨に会いたくて……。

 以前、大阪でこの舞台を見た。もちろんTVドラマも見ていた。舞台なりの良さがあり、またその時出演の福田麻由子ちゃんも好きで、いい舞台だった。
今回は小学生ではなく中学2年生の役どころだったのもあり、よりリアルに心情が伝わってきた。今回出演の吉田里琴ちゃんもTVドラマを見て良く知っていたし、それぞれメンバーのキャラ個性がすっごく良かった。前回も出演していた楠見さんも変わらず素敵で面白さもあった。そしてやっぱり泣けた。父と娘の素晴らし絆の物語だった。

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