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映画32「私の男」 [映画]

映画「私の男」を以前に見る。

第138回直木賞に輝いた、桜庭一樹の同名小説を浅野忠信&二階堂ふみ主演で映画化した禁断の愛の物語。地震による津波で両親を失い、10歳で孤児となった少女と、彼女を引き取る事になった遠縁の男。孤独だった2人が寄り添うように暮らすうちに不思議な感情で結ばれていく様が描かれる。監督は『夏の終り』の熊切和嘉。

=STORY=
 地震で家族を失った少女・花は、遠縁にあたる淳悟に引き取られることになる。愛に飢えた二人は、やがて濃密な秘密を持つようになり、逃げるように北の海を出て行くが……。
 
 賞を取った事もあり、観に行くと、劇場には男女問わず多くのお客さんが来ていた。
北海道の街を舞台に大自然の美しい映像で淡々と日常が描かれている中、ドキっとするほどエグさも表現されなんとも表現し難い映画。綾野剛君主演の「そこのみて光輝く」の様に日常を描いている感じは似ているが、あちらはリアルな現実を見せ付けられた感じだが、こちらは心理描写が際立っていた気がする。
原作を読んでいないので、素直に「そういう表現が・・・」と素直に受け入れた。原作を読んでいる知人は映画をまだ見てないが、映像化が難しい作品をどう映画にしたか、また1人称で語られているからそれがどうなったのか興味があると言っていた。見る人で色々意見がわかれるかもしれないが、やっぱり二階堂ふみちゃんは上手い!浅野さんとのコンビぶりも良かった。流氷の映像がキレイな分、恐怖も感じる映画でした。
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