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映画09「つやのよる」 [映画]

映画「つやのよる」を観る。

直木賞作家・井上荒野の同名小説を、阿部寛を主w演に迎えて、行定勲が映画化した恋愛群像ドラマ。阿部扮する主人公がガンで昏睡状態に陥った妻と過去に関係のあった男たちを訪ね、その男にまつわる女たちとのエピソードが次々と明らかになる。小泉今日子、野波麻帆、風吹ジュンら多数の男女が登場し、壮絶な愛憎劇が展開する。

=STORY=
 艶という女と大島に駆け落ちして結婚した松生春二(阿部寛)は、奔放な妻の不貞に悩まされてきた。そんな艶が病に冒され、昏睡状態に陥る。何度裏切られても献身的に愛してきた松生は、彼女を失うことに耐えられない。彼は、過去に艶が関係を持った男たちに、愛の深さを確かめようと思いつく。東京で一見平穏な生活を営む何組かのカップル&家族に突然もたらされた艶の話。松生の元妻・早千子(大竹しのぶ)は、娘の麻千子(忽那汐里)から大島へ行くことを提案される。大島の美容院で働き、松生とも面識がある百々子(真木よう子)は、艶がストーカーとなって追いかけた男の恋人だが、艶に対する松生の愛を見て、自分の恋に対する自信が揺らぐ。1年前に自殺した夫が艶の愛人だった可能性がある橋川サキ子(風吹ジュン)は、夫の死の理由を探し求めていたが、松生からの連絡を受けて、大島行きを決意する。艶の最初の夫の愛人・橋本湊(野波真帆)は、不動産会社に勤務しているが、艶と自分のどちらが愛されているのかを確かめようと考える。艶の従兄の妻・石田環希(小泉今日子)は、小説家である夫の作品の登場人物が、艶をモデルにしているという話を耳にし、さらに松生からの電話で夫と艶の関係を疑い始める……。夫の、恋人の、父のそれぞれの様子から、艶という未知の女との肉体関係を感づいてしまった女たちは、突然自分たちの人生に割り込んできた艶という存在に困惑する。目の前に見えているはずの“大切な人”が知らない顔を見せた時、人は愛を確かめ、見つめ直す……。

 R+15指定の映画はTVでは放映されないと思うので、急遽気になり掛け込みで観る。阿部寛くんを中心としてそれぞれの女性たちの色々な視点が描かれている。最初の小泉今日子と荻野目慶子のバトルはグッと入る面白さがあり、野波真帆ちゃんはなんかイメージ通りな役どころだが、今回身体を張って頑張ってる。ご結婚もされて益々活躍が期待されそう!大竹しのぶと忽那汐里は素敵な親子!最後にそういう繋がりか!と。真木よう子ちゃんは珍しく大人しめの役どころ。女性中心だが艶と関わったその男たち、岸谷五朗ちゃん、永山絢斗くん、奥田瑛二さん、羽場雄一さん、渡辺いっけいさんなど好きな人たちばかり。この映画で、一番凄かったのが阿部君!人相がすっかり変わる程の役作りの減量!役者魂を見せてもらった。ちゃんとした結末がない分それぞれの考えに任せる・・・的な感じなのであまりぱっとはしない映画でした。
半神~大阪 003.JPG
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