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観劇『ふくすけ』 [観劇]

松尾スズキ作・演出の舞台を観る。

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奇形児、新興宗教、売春、偏愛…
ダークエンターテイメントな作品。

どう表現していいか分からない独特なストーリーだが、色々な意味合いを含め、そう言う要素の解釈を自分で感じ考えさせられるのが面白い。

とにかく出演者が豪華!

阿部サダヲ、古田新太、多部未華子、大竹しのぶ…大人計画の面々。

それに舞台セットが回転したりと演出が上手い。

それぞれの役者の個性が相まった松尾スズキさんの20代のパワフルな思いの詰まった再々演の舞台でした。
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舞台「十三人の刺客」 [観劇]

「十三人の刺客」

神戸に続き翌日大阪に「十三人の刺客」を観に行く。
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出演者が高橋克典・坂口憲二・袴田吉彦・釈由美子・山口馬木也・川村陽介・西岡徳馬 という豪華出演陣のため、即決してチケットを買った。
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 新歌舞伎座での公演で、下調べをしていなかった為、宿泊時にフロントで場所・最寄駅を教えてもらう。そしてその場所は上本町。昔、近鉄小劇場があった場所に新たに商業施設が出来ていて驚いた。

 ビルの上層階にある劇場でまだ新しくて綺麗。歌舞伎座らしい小屋の作りで、今回は花道はなかった。まとまった感じの観やすい客席の劇場だった。

 「十三人の刺客」役所広司さん、稲垣吾郎ちゃんで映画になった作品だが、映画は見損ねて何となくのストーリーしかしらなかったが、タイトル通り、傍若無人の将軍の弟を暗殺すべく密謀する十三人の刺客とその企みを阻む藩士たち。その筆頭にはかつて剣の腕を競い合い同じ女性に恋をした友だった。

今回の舞台の主演は13年ぶりの舞台出演となる高橋克典くん。その敵役が今回が初舞台の坂口憲二くん。二人の太刀回りもよく、舞台を上手く使った迫力のある殺陣で見応えがあった。血のりの演出は良かったが、衣装やセットなど大変だろうなぁとついつい思ってしまう。その日は2回公演で夜もあるから大変だ!

カーテンコールはどうなるか?と思ったが、みんな汗だくの汚れた状態でのカーテンコールが逆に良くて、見事な悪役を演じた袴田君や初舞台を楽しんでいる坂口君の笑顔が印象的だった。

 便利な場所のちょうど良い小屋で楽しく観ることが出来た豪華な舞台でした。
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キャラメルボックス「アルジャーノンに花束を」 [観劇]

キャラメルボックス2012サマーツアー「アルジャーノンに花束を」

 神戸にキャラメルさんを観に行く。今回はダニエル・キイス原作

STORY:今年で32歳になるが幼児なみの知能しかないチャーリーは知的障害成人センターに通い、読み書きや計算を習っていた。ある日、心理学のテストに合格すれば頭の良くなる手術が受けられるとの事で、心底賢くなりたいと思っていたチャーリーは心理学のテストを受ける。実験室にいたハツカネズミのアルジャーノンは、その手術のおかげで、複雑な迷路をあっと言う間に通り抜けるようになったと聞き、チャーリーもアルジャーノンのようになりたいと強く願うのだった。

 今回はメインがWキャストで、千秋楽の昼の回にも関わらず客席には多くのお客さんが来ていた。この作品の戯曲を読んでから舞台を観たのだが、舞台の作りの方が断然見応えがあった。

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主人公チャーリー役には、私の今、キャラメルの中で好きな役者さん、多田直人くん。前回の出演作品「無伴奏ソナタ」でも数奇な運命を辿る主人公を見事に演じていて、今回も知的障害であり、純粋な心を持つチャーリーが手術を受け少しずつ賢くなっていく様の過程も凄く良かった。

 千秋楽恒例の挨拶では、Wキャストのメンバーも参加しての爆笑一言挨拶と締めの3本締め。ネタが上手く締まらないハプニングもありましたが、相変わらずほっこりしたキャラメルボックスの公演でした。
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観劇「シレンとラギ」 [観劇]

ずっと前に東京に行き、

劇団新感線『シレンとラギ』を観る!

今回の主演は、意外にも新感線初出演の藤原竜也くんと18年振り?!の永作博美ちゃん!

舞台は南北に国が二分し牽制し敵視している時代。北の王、ゴダイ(高橋克実)は国中では病死とされていたが、それは南の国がスパイを送り長い間時間をかけ暗殺していたのだった。

その暗殺者は狼蘭(ロウラン)族と言われる暗殺集団の一人、毒使いのシレン(永作博美)だった。

シレンの雇い主キョウゴク官領(古田新太)は再び彼女を呼び出す。「死んだゴダイが実は生きていた」と。

再び危険を顧みず潜入するシレンのお供としてキョウゴクの息子ラギ(藤原竜也)も同行する。

伝説の功労者シレンに憧れを頂くラギだが、旅をする内に暗殺の為にゴダイの妾になり赤子を産んだにも関わらず赤子を取り上げ引き離された事、殺す為に自分の心を殺して相手を愛し使命を全うし、心を痛めても気丈にするシレンの生き方に触れラギの心は揺れる。

ラギの事を子供扱いし相手にしていなかったシレンだが次第に心を揺さぶられ孤独だった心が解放されて二人は愛し合って行く。

だが二人の幸せな時間は永く続かず残酷な運命が待ち受けていた。

ドラマチックな展開と役者の魅力に引き込まれていった舞台!
今回ほどもっと続きが観たい!と思ったほど。

藤原竜也くんの舞台慣れした安定感と甘いマスクと相反する男気のギャップがたまらない(≧∇≦)
そして永作博美ちゃんの表情の豊かさ上手さ!
年上の女性と年下の男性のシチュエーションもまた素敵(笑)

新感線の殺陣のエンターテイメント性、娯楽のアドリブチックな笑いが観る者を楽しませてくる!本当に古田新太さんと橋本じゅんさんのリアルで楽しむ遊びモードな感じが最高!

 「劇団新感線に興味があるけど・・・」と思っている方は是非『ゲキシネ』から入って頂くと良いかと。『ゲキシネ』とは映画館で新感線のお芝居が映像で見る事が出来るもの。今度いつやってくれるか未定だが、小栗旬くん主演の「髑髏城の七人」や今回の「シレンとラギ」はやってくれるものと信じたい。
DVDも欲しいなぁと思うけど、まずは『ゲキシネ』見て考えよう!と思うほど今回の作品も魅力的で素敵な作品でした。
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舞台「戦国BASARA2」  [観劇]

以前、立て続けに舞台を観た週があった。
その最後を飾ったのが『戦国BASARA2』
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舞台化は今作品で3回目となり、1作目はDVDでざっくりと見た。

戦国BASARAはゲームからキャラの個性や声優人気、戦国ブームも相まって人気が出て盛り上がった。TVアニメも放送され少し見ていたので今回の舞台でもキャラクター設定とか理解できた。会場にはタイアップ商品が置いてあったりで、こんなのもだしているのか?!と驚いた。

舞台では若手俳優の器用で更に盛り上がっていたし、また舞台上で、お遊びのコーナーもあり俳優陣も仲良く楽しんでいる様だった。崎本大海くんも生で観れて良かった。
戦国武将達の話なのでアクションもあり、殺陣がやはり凄かったが、何より凄かったのがアンサンブルの方々!メインの人達がカッコよく殺陣を見せてくれるのはわかるが、斬られ役の方々が次から次へとシーンが変わる事に何場面も繰り返し殺陣をしている。

私も舞台で少しだが殺陣をさせてもらった事があるから分かるが、覚えるのも大変だし、一歩間違えれば怪我も起こりうるからこそ、さすがプロと感心してしまった。

今回の舞台の千秋楽は全国各地でライブビューイング開催と言う事で、そのチケットも完売するほど。夏にはまたイベントもあるみたいで、ファンもたくさんいて、まだまだBASARA熱が冷めず、さらに飛躍するのを期待したい。
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観劇「海盗セブン」 [観劇]

地球ゴージャスプロデュース公演Vol 12「「海盗セブン」を観る。

 地球ゴージャスは、岸谷五朗ちゃん、寺脇康文さんのユニット。

私は4回目の観劇となるが、毎回ダンスあり歌あり、笑いありとエンターテイメント性の高い舞台。
今回は前回に引き続き三浦春馬くんと、大地真央さん、森公美子さん達がゲスト出演。

ネタばれあり↓

七つの海を一つずつ盗んだ七人の大泥棒が小野武彦さんにより集められる。その中には昔何やら関係があった大地さんと岸谷さん、サラリーマンの寺脇さん、必殺技だけが効かない春馬くん、カタコトの言葉を話す在日韓国人などの変わり者ばかり。そんなメンバーに盗んでもらいたいものは、「子供たちの悲しみ」。だがそこには陰謀が隠されていた。怪盗たちは、みんなを笑顔にするためSHOWを開くのだった。

 とまぁ、大雑把に言ってしまうとこんな感じだが、いつもストーリーの先がみんなに幸せを・・みたいな感じなのだが、本当にアドリブあったりと楽しませてくれる趣向がある。

そんな中で、大地さんの登場シーンが彼女を引き立てる宝塚ばりの階段から下りてくるのは良かった。
そして少ししてから同じ衣装を着た森公さんが双子の妹役で登場するのには笑わかせてもらう!
今回何より目を惹いたのが、春馬くん。前回よりも堂々としていて、誰よりも歌&ダンスなどの出番が多かったと思う。本人も生き生きと楽しそうだった。

舞台経験を経た春馬くんの今後のTVでの活躍に期待したい。
 
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観劇「トリツカレ男」 [観劇]

 3月11日という特別な日に、有り難い事に幸せな時間を過ごせていた。

キャラメルボックス2012スプリングツアー「トリツカレ男」を観た。

 キャラメルの中でも最も明る作品と言われるとおり、5年前の初演よりも、更に賑やかで華やかな舞台だったように思う。

 =STORY=
 主人公のジュゼッペは、レストランのウエイター。仲間からは「トリツカレ男」と呼ばれている。彼は何かが好きになると、寝食を忘れて没頭してしまう。オペラ・探偵・昆虫採集・外国語・・・・次から次へと熱中し、三段跳びではなんと世界新記録を達成!そんな彼がある日、恋をした。相手は外国から来た無口な少女・ペチカ。
彼女は胸の中にたくさんの哀しみを抱えていた。ジュゼッペは、持てる技すべてを駆使して、ペチカを幸せにしよとする。そして・・・。

 主演を務めたジュゼッペの団員畑中智行くんも、初演よりも貫禄が出て、ジュゼッペの相棒でハツカネズミのトト役、金子貴俊くんとのナイスコンビで楽しさも踏まえつつ、一生懸命の熱い演技で魅了してくれた。
華を飾った客演の星野真理ちゃんも可愛らしく、若手の劇団員とベテランが脇を固め、素晴らしいほっこりする舞台を楽しませてくれた。

 昨年のキャラメルボックスの怒涛の活動から、今回はみんなが元気に明るく楽しくといった雰囲気で見ている側にも元気や明るさを貰った素晴らしい舞台でした。

 1年前の事を忘れてはだめだけれど、前を見て笑ってもいいと思う。みんなが笑顔になれる、心から笑える日が来る事を祈りたい。
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キャラメルボックス2011サマーツアー [観劇]

 名鉄ホールにてキャラメルボックス2011サマーツアー「降るそそぐ百万粒の雨さえも」を観劇する。

観劇の前に友達と名古屋マリオットアソシア15階のパーゴラにてランチブッフェを頂きました。
私はあまりホテルで食事をする事がないのですが、友達はいろいろホテルで食べる機会がある中でも、アソシアのここは「価格も安くてサービスも良く美味しい」と言っていた通り、品数も多く目移りするほど美味しいお料理が揃っていて、店内はお客であふれかえっていました。美味しくお料理を頂き観劇へ!

年に1度名古屋に来てくれるようになったキャラメルボックス。

キャラメル作品「風を継ぐもの」の続編でもある今作品は幕末の新撰組が京都から江戸に移り最後の五稜郭の戦いまでを描く男の生きざまの物語。

 ちょっぴり歴史好きとしては幕末&新撰組はテンション上がる!(笑)

 キャラメル看板役者岡田達也さんなどメンバーが敵役と見方役の2役やったりと、舞台の幅を広げ盛り上げるなか阿部丈二さん演じる新撰組の勘定方隊士“三鷹銀太夫”
腕っ節は弱いが土方歳三の腰ぎんちゃくのポジションだが、面白いいいキャラ!を好演。
 そのキャラを買われてか、4・5分のオンステージ。一人で会場に笑いを読んでいました!笑いって難しいのにそれを一人舞台を任される事が、キャラメルの中で、作・演の成井さんに実力を買われている証拠だと思いました。シリアスもお笑いも出来、メキメキと頭角を現し、キャラメルボックスにはたくさんの素敵な役者さんが増えてきました!

 ますます、やっぱり目が離せないキャラメルボックス!これからも応援して行きたいと思います。
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そしてマスコットキャラクター「みき丸」くん!今回も見参です(笑)
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観劇『髑髏城の七人』 [観劇]

大阪にて、劇団新感線「髑髏城の七人」初日を観劇するo(^-^)o

制作・会場側の不手際の様で開演時間が50分遅れてのスタートとなる。

『髑髏城~』は再再演になる程の代表作!
黒澤明監督「荒野の七人」をオマージュして作られたとか。

舞台は織田信長が亡くなった時代。その後、天下争いで天魔王率いる関東髑髏党が勢力を見せ悪事を起こす中、町娘を勝地涼くん演じる兵庫が助け様とするもピンチに落ち入り、小栗旬くん演じる捨之介がカッコ良く助ける所から物語は始まる。

頼る宛ては救いの街と呼ばれる遊廓。そこには極楽太夫(小池栄子)や沙霧の名前を隠し下働きをしている娘(仲里依紗)、経営者の無界屋蘭兵衛(早乙女太一)がいた。
彼らを巻き込み天魔王(森山未來)に戦いを挑んでいく。

簡単にあらすじが書けないが、戦国時代の人物とリンクした時代背景で面白かった!

小栗くんも舞台での貫禄が見え頼もしい!
安定感抜群の森山未來くんの悪役っぷりの見事さ!

同じく舞台殺陣の立ち回りの切れが抜群の早乙女太一くん!
それぞれのストーリーが絡んでの三つ巴は格好いい(≧∇≦)

仲里依紗ちゃんも慣れない舞台で喉が枯れているが、持ち前の若さ・パワフルさ動きで乗り切ってた。

小池栄子ちゃんも初っぱなから噛んじゃって、カーテンコールで小栗くんに突っ込まれていたが初日らしい舞台な感じがして良かったし、立ち回りもキャラもカッコ良かった。

劇団員も高田聖子さん始め魅せどころがちゃんとあり笑わせてくれた。

ネタばれにもなるからあまりはっきり言えないが、素敵なメンバーでいい舞台だったと思う!

また来年公開されるであろう~『ゲキ×シネ』を楽しみにしたい(^O^)

スタッフ、キャスト今日はゆっくり休んで東京公演まで63公演!?だったか頑張って更に良い舞台にして欲しい!

有り難い事に、初日だからか、トラブルのお陰かわからないが、カーテンコールで小栗旬くんの挨拶が聞けて、また粟根さんの誕生日当日でケーキが登場するサプライズ!!

初日なりの楽しい観劇となりました(≧∇≦)
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キャラメルボックス2011ハーフタイムシアター [観劇]

大阪へは、キャラメルボックス2011ハーフタイムシター2本立てを観に行く。
 ハーフタイムシアターとは、気軽に観られる上演時間60分の短編演劇。

「水平線の歩き方」
幸一は35歳。社会人ラグビーの選手。
ある夜、自分のアパートに帰ると、部屋の中に女がいた。
どこかで見た顔。彼女はアサミと名乗った。
それは、幸一が小学6年の時に病気で亡くなった、母だった。
親子二人で過ごした日々が、幸一の脳裏に鮮やかに蘇る。
あの頃、母は大人に見えた。
が、今、目の前にいる母は、明らかに自分より年下だった……。

 こちらは以前に公演した作品の再演!W岡田コンビも安定感があるのだが、やはり初演で見て感動した記憶が深いため、それ以上の感動を味わえなかったが、それでもやはりいい作品だった。

「ヒア・カムズ・ザ・サン」
真也は30歳。出版社で編集の仕事をしている。
彼は幼い頃から、品物や場所に残された、人間の記憶が見えた。
強い記憶は鮮やかに。何年経っても、鮮やかに。
ある日、真也は会社の同僚のカオルとともに成田空港へ行く。
カオルの父が、アメリカから20年ぶりに帰国したのだ。
父は、ハリウッドで映画の仕事をしていると言う。
しかし、真也の目には、全く違う景色が見えた……。

こちらの新作は西川さんの代わりに岡田達也さんが両作品出演する頑張りを見せてくれた。
「水平線~」が母と息子なら、「ヒア~」は父と娘の家族の物語。どちらもファンタジーチックで「ヒア~」はお得意の能力ものもあり興味もわいた。キャラメルらしい作品でした。

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