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映画03「大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇」 [映画]

「大奥 永遠 右衛門佐・綱吉篇」を観る!

謎の疫病の影響で、男女の役割が逆転した架空の江戸時代を舞台に、女将軍と彼女に仕える男たちの愛と野望のドラマが展開する大胆な設定のドラマ「大奥」の続編。前作の八代将軍・吉宗の時代からさかのぼり、五代将軍・綱吉の時代を背景に、世継ぎ作りを余儀なくされた女将軍と、大奥内で権勢と富を得ていく右衛門佐の姿が描かれる。

 男女逆転の世が誕生した三代将軍家光の時代から30年。時は元禄、才能と美貌を備えた五代将軍綱吉(菅野美穂)の時代。徳川の治世は最盛期を迎えていたが、大奥では後継者を巡って正室と側室の激しい派閥争いが起こっていた。そこに、貧しい公家の出身ながらも並外れた才気を認められ、京から右衛門佐(堺雅人)という男が大奥入りを果たす。やがて右衛門佐は、類いまれなる野心と才覚で巧みに綱吉に取り入り、総取締として大奥での権勢を掌中に収めていった。一方、一人娘の松姫を亡くした綱吉は、政から遠ざけられ世継ぎ作りに専念。だが、夜ごと大奥の男たちと閨を共にするが一向に懐妊しない綱吉は、陰謀渦巻く大奥で孤独と不安に苛まれていく。妄執にとらわれた父・桂昌院(西田敏行)に従い“生類憐みの令”を発令するも、国は乱れていくばかり。そんな中、運命に翻弄され、生きる気力をも失った綱吉に手を差し伸べたのは、人知れず綱吉を見守り続けていた右衛門佐だった。出逢いから数十年。愛よりも権力に生きたかった男と、徳川家という宿命に生きる定めを負った女将軍が手を取り合う。果たして世の中は、再び天下泰平を取り戻すことができるのか……。

 TVドラマより後の時代を描いているが、TV時代も反映しつつのドラマ展開と繋がっているのもいい。今回何より凄かったのが菅野美穂ちゃん!W主演の堺君ももちろんいいのだが、TV版のキャラの方が好きかなぁ。TV版はとても品があり誰にも平等に優しい有功様、見せ場がいっぱいあって穏やかさの中にも激しさを秘めていた。映画版は野心を秘め最後の最後に見せつける男くさい?!キャラだった。そして映画版の時代はスパーンが長い!結構壮大な長さの時代背景だった。その中での将軍として菅野ちゃん!大事な後継ぎの娘を亡くしてから、後継ぎをと望まれ色々な男と床を共にする。そのしがらみや苦悩などの内面が見れて切なくなる。そして右衛門佐の行動に女性らしさのしぐさを見せる菅野ちゃんの可愛らしさがグッときた。男女逆転の事実を基に構成されているのが凄く上手いし、魅力的なキャスト陣、煌びやかな世界が見事だった映画でした。
是非原作の漫画もゆっくり読んでみたい作品でした。
130110 右衛門佐篇.jpg
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