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舞台15「盲目剣谺返し・隠し剣鬼ノ爪」 [観劇]

舞台「盲目剣谺返し・隠し剣鬼ノ爪」

 大阪へはキャラメルボックス ハーフタイムシアターを観に行った。
通常2時間の舞台1本のところを、1本1時間の芝居を2本も見せてくれる。そして今回は初の時代劇!藤沢周平原作の2本立て。
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「盲目剣谺返し(もうもくけん こだまがえし)」
どちらも映画化になっているので、知ってる人は多いかと思いますが、こちらは木村拓哉主演「武士の一分」の話。
STORY:海坂藩士・三村新之丞は幼い頃から学問と剣術に秀で、藩校では秀才、道場では麒麟児と呼ばれた。出仕後は藩主のお毒味役を勤めていたが、ある日、貝の毒にあたり、両目の視力を失ってしまう。自暴自棄になった新之丞を、妻・加世は献身的に支えた。半年後の九月、新之丞は加世の変化に気づく。化粧の香りが以前より濃くなったのだ。加世は月に一度、目の病に奇効があるという不動尊へ祈願に行く。その帰りも遅くなった。よその男と会っているのか?嫉妬に苦しんだ新之丞は、老僕・徳平に、加世の尾行を命じる・・・。

 妻・加世さんが本当に出来た女房で、お互い思い合っているからこそのせつなさなど、素敵な夫婦のお話でした。そしてメンバーもベテラン揃いの安定した芝居でした。

「隠し剣鬼ノ爪(かくしけん おにのつめ)」
STORY:五月のある夜、海坂藩士・片桐宗蔵は大目付の役宅に呼びつけられ、狭間弥市郎を討てと命じられる。狭間は江戸で上役を斬り、重傷を負わせた。その場で取り押さえられた狭間は、直ちに国元へ連れ戻され、山奥の牢に押し込められた。その狭間が牢を破り、番人を人質にして、「片桐を呼べ」と要求しているという。片桐と狭間はかつて同じ道場で剣を学ぶ友人だった。技量は狭間の方が上。ところが、道場主・小野治兵衛は秘剣・鬼ノ爪を狭間でなく、片桐に伝授した。死を覚悟した狭間は、片桐との決闘を望んでいるのだ・・・。

こちらは友情もの。男同士のせめぎ合いの様な男物語。こちらのチームはフレッシュな感じであり面白さもあってポップな芝居でした。どちらもキャラメルらしい心がほっこりするエンディングでした。
幕間の20分ぐらいでセットも変えて凄かった。ハーフタイムシアターだけにとても見やすくいい舞台を楽しめました。
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 今回もいました。キャラメルマスコットのみき丸くん!
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