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映画22「オー!ファーザー」 [映画]

映画「オー!ファーザー」を観る。

 伊坂幸太郎の同名小説を岡田将生主演で映画化したコミカルなサスペンス。年齢も性格もバラバラな4人の父親を持つ高校生が事件に巻き込まれ、父親たちが力をあわせて救出に挑む姿が描かれる。佐野史郎、河原雅彦、宮川大輔、村上淳という個性的な俳優たちが4人の父親に扮する。監督は本作が初の劇場用作品となる藤井道人

=STORY=
 由紀夫(岡田将生)は、どこにでもいる普通の高校生。父親が4人いること以外は。彼が生まれる前、母親は二股どころか四股交際していた。妊娠した際、相手の男たち4人が“別れるくらいなら!”と一斉に父親として名乗りを上げたため、複雑な家庭環境が出来上がったのだ。その秘密を知るクラスメイトは、多恵子(怱那汐里)ただ1人。父親が4人もいるので、やかましさは他の家の4倍だが、ありがたいと思うことも少なくない。博学多識の悟(佐野史郎)、スポーツ万能の勲(宮川大輔)、女好きの葵(村上淳)、ギャンブラーの鷹(河原雅彦)と、父親たちの性格はバラバラだったが、どの父親も由紀夫に対する愛情は深く、毎日をそれなりに楽しく過ごしていた。だが、ある事件が彼らの運命を大きく変える。発端は、サラリーマン風の男のカバンがすり替えられるのを由紀夫が目撃したことだった。それをきっかけに、何者かに監視され、自宅が荒らされる。さらに、謎めいた出来事が続く。仲の良かった同級生の不登校。街のフィクサーがハマったらしい詐欺。不可解な心中事件。熾烈化する知事選挙……。すべての出来事が繋がっていることに気付いた由紀夫が思い切った行動に出たところ、大変な事態に発展する……。

 伊坂幸太郎さんの作品ということで、やはり「ゴールデンスランバー」が秀逸だったため期待して観に行った。今回映画の情報が、父親が4人いて誘拐されて助けてもらう・・みたいなざっくりな内容しかしらない状態で観た。
でも期待を裏切るくらいしょっぱなから笑わせてくれるし、ちょいちょいいい感じで面白い。
そしてストリーもちゃんとしてて、すっきりと観られる。
出演者の父4人が、本当に個性的で、それぞれのいい持ち味があり、そして奥さんを愛していて、息子を愛しているのがいい。そこに奥さんの描写が明確でないのがいい。ある種、うらやましい女性というかスゴイ女性!
ラストまで楽しく観る事の出来るお薦めの映画でした。
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