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映画05「抱きしめたい真実の物語」 [映画]

映画「抱きしめたい真実の物語」を観た。

 ドキュメンタリー番組「記憶障害の花嫁・最期のほほえみ」として紹介された、北海道・網走で暮らす男女に起きた実話をベースにした、北川景子&錦戸亮主演のラブストーリー。交通事故の後遺症で左半身の自由と記憶する力を失った女性が、偶然出会ったタクシー運転手と恋に落ちるも、過酷な運命にさらされる姿が描かれる。

=STORY=
 北海道網走。気心の知れた仲間たちと和気あいあいと楽しい時間を過ごす雅己(錦戸亮)と幼い息子・和実。そんな二人を優しく見守るのは……。6年前。地元のバスケットボールチームの練習のため、市民体育館のコートに駆け込んだタクシー運転手の雅己は、コート予約のダブルブッキングを巡って、チームメイトたちに食ってかかる車イスの女性・つかさ(北川景子)と出会う。一歩も引かない気の強さ、そして障害をものともしない凛とした美しさに急速に惹かれていく雅己だったが、つかさの抱えるものは雅己の想像以上であった。高校時代に壮絶な交通事故に遭い、生きているのが奇跡とまで言われた彼女は過酷なリハビリを経てここまで回復したが、現在も左半身はマヒ、さらには“高次脳機能障害”により、昨日起こったことさえも記憶していられない状態が続いていた。だが、つかさはそれほどに重い障害がありながらも、明るく前向きで笑顔が似合う素敵な女性だった。雅己は付き合っていた恋人と別れ、真剣につかさと向き合うことを決意。つかさは、雅己の突然の告白に驚きながらも、嬉しさを隠せなかった。いつしかお互いがかけがえのない存在になり、雅己はつかさとの結婚を考え始めるようになるが、周囲は二人の結婚に猛反対。つかさが障害者と知るやいなや「孫の顔も見られないのか」と雅己の父・武雄(國村隼)は激怒する。つかさの母・清美(風吹ジュン)は、壮絶を極めたリハビリの映像を雅己に突き付けてまで結婚を諦めさせようとするが、雅己はつかさの手を強く握り続け、映像から目を逸らすことはなかった。やがて二人の間に新しい命が宿ったことが分かり、つかさは何としてでも産むと譲らない。一方、雅己もそんな彼女を全力でサポートすると宣言するのだった。二人の強い想いを知り、ついにそれぞれの親も結婚を承諾。数か月後。愛しい我が子をお腹に感じながら、ウェディングドレス姿のつかさを、雅己は優しい笑顔で包み込む。しかし運命は、幸せの絶頂の二人に非情すぎる試練を用意していた……。

  実話を詳しく知らないが、主人公の女性が本当に一生懸命前を見て、病気と向き合いながら生きてきたのがすごく良く分かった。こんなに明るく言ってはなんだけど障害者である彼女がイキイキとしてるのが素晴らしいし、そんな彼女に惹かれるのはわかる気がする。
主人公演じる北川景子ちゃんも身体の使い方の演技を考えたり、支える錦戸くんも飾らず普通の恋人どうしっとうのが素敵だった。
せつないけど、考えさせられ、また人生のパートナーをに出会える素晴らしさなど、ちゃんと多くの人に観てもらいたい映画だと思いました。
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