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映画64「利休にたずねよ」 [映画]

  2014年!新年明けましておめでとうございます。
今年もどうぞ宜しくお付き合いのほどよろしくお願い致します。

 さあ、昨年の出来ごとがまだまだ書ききれてないの持ち越しネタです(笑)


映画「利休にたずねよ」を観る。

 織田信長、豊臣秀吉に仕えながらも、その圧倒的な美意識が人々から認められた、希代の茶人・千利休。彼の知られざる若き頃の恋にスポットを当てた、山本兼一による直木賞受賞小説を市川海老蔵主演で映画化したラブストーリー。利休が実際に使用したとされるものなども含め、数々の茶の名器がスクリーンを彩る。
=STORY=
 織田信長(伊勢谷友介)の茶頭として仕えた千利休(市川海老蔵)。利休は信長にへつらうことなく美を徹底的に追い求め、その美意識はやがて信長家臣だった豊臣秀吉(大森南朋)をも魅了。秀吉の庇護のもと、利休は茶の湯を芸術の域にまで高め、茶聖と謳われるほどになる。しかし彼の名声が高まるにつれ秀吉は心を乱していき、利休を窮地に追い詰め、ついには切腹を命じる。3千もの兵が利休の屋敷を取り囲み、自刃のときが迫っていた。妻・宗恩(中谷美紀)の、ずっと想い人がいたのではないかとの問いかけに、利休は胸に秘めていた遠い記憶を蘇らせる。若い頃利休は色街に入り浸り、遊び呆けていた。そんな中ある女と出会い、彼女の気高さや美しさにすっかり心を奪われる。茶人・武野紹鴎(市川團十郎)の指導を受け、骨身を惜しまず彼女の世話をする利休。彼女は高麗からさらわれてきた、一国の王への貢ぎ物だった。いくら彼女と気持ちを通わせても、恋が叶うはずもなかった。別れの時が近づき、利休はやむにやまれぬ思いである事件を起こす……。

 利休の事をすごく詳しかった訳ではなかった事も有り、気になっていたので観に行った。
現在から過去へとさかのぼって描かれて行くのだが、本当に核心の部分はラスト10分ぐらいでその盛り上がりも良かった。また時間経過を導いてくれるのが大森朋さん演じる秀吉っていうのが面白い。伊勢谷君の織田信長も似合っていたし、茶人の先生を遺作となった市川團十郎さんというお父上との共演っていうのも感慨深いものがあった。
 そしてやっぱり中谷美紀ちゃん!清須会議とは違って淑女って感じの主人にそっと寄り添う素敵な女性。だが、内面には「女」っていう業が見える部分が事の発端っていうのインパクトがある。
映像も綺麗だったし、往年の利休から若かりし頃まで演じた(特に若かりし頃の恋する青年が素敵!)海老蔵さんも良かった映画でした。
131221利休にたずねよ.jpg
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