SSブログ

映画63「清須会議」 [映画]

映画「清須会議」を以前に観る。

 三谷幸喜が17年ぶりに手がけた小説を自らメガホンを握り、映画化。織田信長亡き後、その家臣たちが集まり、後継者問題や領地の配分を決めた、清須会議。日本史上、初めて合議によって歴史が動いたとされる、同会議に参加した人々、それぞれの思惑など、入り乱れる複雑な心情が明らかになる。三谷にとっては本作が初の時代劇。
=STORY=
 天正10年(1582年)。本能寺の変で、一代の英雄・織田信長(篠井英介)が明智光秀(浅野和之)に討たれた。跡を継ぐのは誰か……。後見に名乗りをあげたのは、筆頭家老・柴田勝家(役所広司)と後の豊臣秀吉・羽柴秀吉(大泉洋)であった。勝家は、武勇に秀で聡明で勇敢な信長の三男・信孝(坂東巳之助)を、秀吉は、信長の次男で大うつけ者と噂される信雄(妻夫木聡)を、それぞれ信長の後継者として推す。勝家、秀吉がともに思いを寄せる信長の妹・お市様(鈴木京香)は、最愛の息子を死なせた秀吉への恨みから勝家に肩入れ。一方、秀吉は、軍師・黒田官兵衛(寺島進)の策で、信長の弟・三十郎信包(伊勢谷友介)を味方に付け、秀吉の妻・寧(中谷美紀)の内助の功もあり、家臣たちの心を掴んでいくのだった。そんな中、織田家の跡継ぎ問題と領地配分を議題に“清須会議”が開かれる。会議に出席したのは、勝家、秀吉に加え、勝家の盟友で参謀的存在の丹波長秀(小日向文世)、立場を曖昧にして強い方に付こうと画策する池田恒興(佐藤浩市)の4人。様々な駆け引きの中で繰り広げられる一進一退の頭脳戦。騙し騙され、取り巻く全ての人々の思惑が猛烈に絡み合っていく……。

 三谷監督らしく時代劇でも笑える分と集中して観るシーンが見事に融合していた。何よりキャストが豪華!だが、いつもより歴史作品だからか、三谷テイストではあっても大人しい目の感じがした。
大泉洋ちゃん演じる豊臣秀吉中心に話しが進み、性格が正反対の猛者である役所広司さん演じる柴田勝家の対照的なのがいい。二人ともキャラ良くそこを取り巻く個性的なメンバーも本当に良かった。男性陣では小日向さんや伊勢谷くんがステキだった。女性陣は秀吉の妻・寧役の中谷美紀ちゃんは、どんな役でも似合うし素敵!鈴木京香さんもインパクトのある役だった。
 三谷作品だからこそのメンバーと面白さがマッチした映画でした。
131219+清須会議.jpg

 今年もあとわずか。年内の出来事が書ききれず、来年へ持ち越しだが、今年もお付き合い頂きありがとうございました。来年もどうぞ宜しくお願いします。

 皆さまにとって素敵な年が迎えられますように[ぴかぴか(新しい)]
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

映画62『劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇』 [映画]

映画『劇場版SPEC~結~ 爻ノ篇』
“SPEC”と呼ばれる特殊な力を持った者たち(=SPECホルダー)と、特殊な事件を専門に扱う「警視庁公安部公安第五課未詳事件特別対策係」の特別捜査官たちとの戦いを描く、戸田恵梨香&加瀬亮主演の人気ドラマの劇場版。特殊な力で世界を裏側から操ってきたSPECホルダーと警察との戦いに終止符が打たれる完結編の後編。

世界を揺るがすSPECホルダーたち。人類の危機を救うため、秘められていたSPECが覚醒した当麻紗綾(戸田恵梨香)との間で戦いが繰り広げられる。新旧SPECホルダー総登場で向かう究極の結末。“シンプルプラン”、“ファティマ第3の予言”、“ソロモンの鍵”……。全ての謎が明らかになる。当麻と瀬文、そして人類の運命は?……それは終焉の始まり。

 後篇は世界の終わり、天変地異を掛けての戦いで話が壮大になっていった(笑)
神との戦い中心なので、警視庁の上の塔でのシーンが多かった。ストーリーがそういう展開になったかぁ・・という感想でそれはそれで私は嫌いな世界観ではないのでいいがちょっと疎外感を感じ盛り上がりに欠ける。だが、ラストは何かいい感じで終着した気がする。名古屋のタレント多々木さんも美味しい役で出演されてました。
 瀬文と当麻の絆、SPEC達と当麻との絆などを感じ、また大切なものを考えさせられる映画でした。
131205+SPEC+爻ノ篇.jpg
nice!(2)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。