SSブログ

映画52「許されざる者」 [映画]

映画「許されざる者」を観た。

 第65回アカデミー賞で作品賞など4部門に輝いたクリント・イーストウッド監督による名作を、日本を舞台にリメイクしたヒューマンドラマ。一度は戦う事をやめた男が、女郎の願いを聞き入れ、再び戦いの世界に身を投じるようになる姿をつづる。主演の渡辺謙をはじめ、柄本明、佐藤浩市ら、日本映画界きっての名優が顔を揃えた力作だ。

=STORY=
 明治13年。開拓が進められている北海道に、かつて人斬り十兵衛との異名を持ち恐れられていた幕府軍残党・釜田十兵衛(渡辺謙)がいた。十兵衛は愛する女性と出会ってから刀をしまい、子どもをもうけた。幸せも束の間、妻は早世し、男は幼い子どもを抱えて貧しく厳しい生活をしていた。そこへ、かつての仲間がやってくる。そして、無残にも切りつけられた女郎のこと、街を牛耳る暴力的な支配者がその事件に関して深追いさせないこと、女郎は支配者に逆らい仲間たちとともに賞金を作り敵を討ってほしいと懇願していることを話す。十兵衛は自分のためではなく他の者のために、あらゆる覚悟を背負い、再び刀を手にするという苦渋の決断をする……。

 いい出演者ばかりで期待してしまったので、ストーリーの“起”の部分がちょっと拍子抜けしてしまったが、柄本さん、謙さん、そして柳樂くんのお三方と対する佐藤浩市さんがとても良かった。また女性陣というかやっぱり小池栄子ちゃんはいい。
 一昔前の北海道舞台で、それも奥地、自然の美しさ厳しさが映像で綺麗に映し出されていて、そしてスケールも大きい映画でした。
130926+許されざる者.jpg

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。