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映画55「地獄でなぜ悪い」 [映画]

映画「地獄でなぜ悪い」を観る。

鬼才・園子温監督が15年以上も前に執筆していたという脚本に加筆し、映画化したコミカルなアクション。服役していた妻の出所祝いにと、彼女の夢だった、娘を主演にした映画の製作に挑む男と、その言動に巻き込まれていく人々の姿を描く。國村隼、堤真一のほか、園監督作『ヒミズ』で高い評価を浴びた二階堂ふみが娘役を演じる。

ヤクザの武藤組組長・武藤(國村隼)は娘のミツコ(二階堂ふみ)を主演にした映画製作を決意する。娘を映画スターにするのは、武藤を守るため、刑務所に入った妻しずえ(友近)の夢でもあったからだ。映画の神様を信じるうだつのあがらない映画青年(長谷川博己)と、通りすがりの普通の青年(星野源)を監督に迎え、スタッフ&キャストは全員ヤクザで構成。さらに、ミツコに恋心を抱いていた武藤組と対立する池上組の組長、池上(堤真一)と池上組全体を巻き込んで、事態はとんでもない方向に展開してゆく……。かくして、本物のヤクザ同士の抗争を舞台に、史上最も命がけの映画が電光石火のごとくクランクイン。狂おしいほどまっすぐな想いが叶うなら、そこが地獄でもかまわない……。

 園監督作品というのも気になり予告を見た時から面白そうと思っていた。そしてやっぱり面白かった。グロいけど・・・(笑)

長谷川くん演じる映画少年が徐々に成長していく過程とともに、一方ではヤグザの組長を守る為妻が身体を張り、娘がアイドル振りを発揮する一家と対立する堤真一さん演じるヤクザの若頭から組長への時間経過の見せ方など、どんどん話に引き込まれて行った。それにそれぞれのキャラが魅力的!國村さんはシブイく、チャーミング、ふみちゃんは相変わらず激しさあるキャラでもカッコいい。そして源ちゃんは、ホントに優しいひ弱な男が良く似合う。長谷川くんの青年時代の子も顔立ちが似ていて、そのまま大きくなった感じも良かった。そしてはじけっぷりも!そして何より堤さんのキャラの面白さ!ヤクザだけど愛らしい一人の男!魅力的だった。

ストーリーもテンポ良く、面白さも兼ね備え、そして最後はやりよった!それもやりすぎと言えるほど・・でも見事にやったな~と。エグイ映像があるがダメな人はだめかも。最後の終わり方もそうきたか!と。
ちょっと遊び心も見せられたはっちゃけ面白映画でした。
131010地獄でなぜ悪い.jpg
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