映画18「食堂かたつむり」 [映画]
見逃していた映画「食堂かたつむり」を見る事が出来た。
都会で、声を含めすべてを失ってしまった主人公(柴咲コウ)が、田舎に帰り元気を取り戻し、自由奔放な母(余貴美子)に許しを得て、夢をかなえる為に食堂を開く。
子供の頃にお世話になった恩人(ブラザートム)に食堂開店を手伝ってもらい、オープンする。
第1号はその恩人を招待。カレーでもてなすが、そのカレーを食べた後、未練が残っていた元妻から電話が・・・。その奇跡を聞きつけ、初恋をかなえる為に訪れる女子学生(志田未来)、いつも黒服ばかり着ている未亡人など、食べた人を幸せにしていく。そんな彼女にも母との蟠りがあった。
映画が始まって最初、「嫌われ松子」や「パコと魔法の絵本」の中島監督風見せ方の様で驚いた。ファンタジーチックな感じがあったが、色々と見せ方や「食べる事とは・・・」と本来の姿?!を見せられある種凄かった。
また、母役の余貴美子さんがやっぱりめちゃくちゃ素敵!こういう役似合うけど、母の愛の深さとかすごく良かった。料理もコウちゃんが自分で作っているという力の入れ様!ホントに美味しそうだし見事。
エグさもあるけど、心ほっこりの映画でした。
この映画、私もいつか観たいと思っています。
中島監督作品なのですね!
ますます観たくなりました^^
by 水無月 (2010-06-25 21:33)
水無月さま!ありがとうございます。
説明不足でごめんなさい。この作品富永まい監督作品なんです。
女性らしい、可愛らしさと女のエグさが出ていると思います。
母娘の関係を考えさせられる女性向きな映画です!是非見て見て!!
by みっちゃん (2010-06-26 11:35)
この作品、そういう狙いではないはずなんですが、やっぱり中島哲也監督っぽいなと思ってしまう場面はどうしてもありましたね。それが結果的にこの物語世界の独特の浮遊感に必要なものなってるからアリなんですが。
余貴美子さん、こういうワガママそうに見えるんだけどほんとはちょっと不器用なだけみたいな微妙な匙加減のキャラクターがいいですよね。その母親にちゃんと向き合えない、こっちも違った不器用さがある柴咲コウっていうのもぴったりでした。
あの接し方は友だちみたいだったのに実は・・・っていう辺りの描き方とか、やっぱり女性ならではの視点でもあるんですかね。
これ、なかなかユニークな作品でしたね。
by cs (2010-07-04 16:59)
csさま!
いつもありがとうございます!!
そして、的を得たコメントありがとうございます!!
中島監督チックも総合的にありだと私も思いました。そして、
余貴美子さんと柴咲コウちゃんとの微妙か関係がホントにいい味だしてますよね!
コメント頂いたお陰で感想の共有が出来て嬉しくなりました。ありがとうございました。
by みっちゃん (2010-07-06 22:21)